はやぶさ 東京サマーランド (固有機種)

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はやぶさは、国内で最初に誕生した吊り下げ型コースターで、「サスペンデッド(Suspended)コースター」と呼ばれていました。 ライドは懸垂型モノレールに近く、リフト形の「インバーテッド(Inverted)コースター」とは全く異なる構造です。 吊り下げられたライドは車台部分に固定されず、振り子のようにユラユラするのが特徴で、カーブでは90度近くまで傾きます。 一方で、垂直ループ、スクリュー、コブラロールなどのアクションはありません。 サスペンデッド コースターは設置台数が少なく、貴重なマシンでしたが、2005年8月に、垂れ下がった鉄骨が乗客の胸に当たる事故が起こり、営業中止となりました。 事故としては大事に至らなかったようですが、営業再開の目処が立たず、2006年には撤去されてしまいました。

日ごろのメンテナンスが不十分で、故障発生時には劣化が全体に及んでおり、 修理するにも手遅れだったのではないか、と推測しています。

東京サマーランドは近年、プール重視で運営しており、遊園地にはあまり力を入れてないようです。 風人(未体験)も、いつのまにか営業終了しており、 フリーフォールとトルネードだけでは、コースターファンとしては物足りないのは否めません。 今後の発展を期待しています。

駅舎入り口には「時刻表」が設置されていました。 空いている日は、このスケジュールで15分毎くらいに運行されていたと思います。 このような運用では、 コースターが客を待つような日でも、 ほぼフル乗車(一般に、ガラガラよりもフル乗車の方が迫力あるとされる)を味わえること、前詰め乗車であっても後部座席に乗れる確率が高まるなどのメリットがあります。 逆に短時間での繰り返し乗車(乗り放題)は出来ません。

搭乗レポート)
隼の顔がデザインされた茶色のライドは、 床があるうえに、前後左右の壁も高く「深い感じ」の仕上がりである。 よって、足ブラの爽快感や真下方向の視界は残念ながら期待できない。 おまけにショルダーハーネスまであるが、これは無駄。

直進でスタートし、すぐに巻き上げ。 そして斜度50度の落しに入る。 その加速は悪意を感じるくらいスムーズで、下腹部にググッと来る。 「うわっ、引きずり込まれる〜」と思った瞬間、間髪を置かずに右カーブの登り。 一瞬で真横に振り上げられてしまう。 まさにサスペンデッドならではの、自然で気持ちのよい揺れだ。 以降はこれといったアップダウンは無く、S字形や8の字を描きながらゴールに向かっていく。 カーブごとに襲ってくる、ダイナミックなローリングを堪能しよう。 駅舎の直前で急停止するが、おっかなびっくり。 ライドが激しく揺れてしまう。 搭乗を終えると、軽い貧血になっていることがもありました。

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コース全景、観覧車から見下ろす。

DATA
項目 備考
最高地上高度 42m
最高時速 97km/h あの加速は伊達ではない。実力派マシン。
最大斜度 50度 「最前列に座ると、地面に激突しそうで怖い」そうだが、残念ながら未体験。
最大G 2.7G
軌道延長 780m
運転時間 1分48秒
制作 Arrow

乗車制限)
身長110cm 〜

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