車中泊で旅に出よう
ケーススタディ編 Presented by 深紫乃玲院

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ケーススタディ :
この章では、車中泊のノウハウをQ&A形式でまとめてみたいと思います。 今後も良いアイディアがあれば順次追加していきます。 皆様からのご質問も募集しております。

Q : 真冬でも車中泊は出来ますか?
A : もちろん出来ますが、それなりの準備が必要です。
筆者はスキー場の駐車場で泊まります。 氷点下10度を割ることもあるので、防寒対策は十分に。 十分に着込んで、毛布と掛け布団2セットに寝袋を追加すれば、そこそこに寒さを凌げますが、 それでも壁際は予想以上に冷えます。 夜が明けると、窓には霜や氷がびっしり張り付きますね。 ちなみに筆者は必ずエンジンを切ります。 ガソリンの浪費、騒音、排ガス、環境汚染、地球温暖化と色々ありますが、 一酸化炭素中毒や火災のリスクまで考えると、たいへん危険です。 何かの拍子にアクセルが全開になると、20分で炎に包まれるとの実験結果があるそうです。 この季節、アイドリング車が極めて多く、気になるところです。



春までお泊り?でも次の日には居なかった。
おまけ画像


〇海リエックス 〇士見パノラマ 八方兎平 秩父連峰 蓼科山 八ヶ岳 甲斐駒

Q : 夏場は如何でしょうか?
A : 真冬よりも厄介かも。
熱帯夜は辛いです。窓を開け放てば虫は入るし、安全上も問題ありで「地獄」。 「暑いところには行かない」が基本であり、標高の高い場所で眠るよう、プランを立てています。 予想外の冷え込みに見舞われることもありますね。 長距離移動中など、やむを得ず下界で眠る時は、エアコンのお世話になるケースも出てしまいます (夜ならエンジン切っても暫くは持ちますが)。 暑さで目覚めたら、エアコンかけて次のPAまで進む、などで対応します。

Q : 充分に眠れますか?
A : なかなか寝付けないことも、多々あります。
空いていれば、間違いなく快眠できると思いますが、スペース不足で寝苦しいです。 少しでも眠りやすくなる(かもしれない)心がけを列挙してみます。 まずは早寝励行。真夜中までの運転は、頭が興奮して寝付けなくなることも。 仮に眠りが浅くても、長く休めば多少は疲れが取れるものです。 無理に眠り急ごうとせず、眠れなくてもいいや、くらいの開き直りが必要でしょう。 連泊を重ねれば、嫌でも眠れるようになりますよ(笑)。 それから、夜中のトイレは安眠の大敵。 水分のとり過ぎに注意しましょう。 体質にもよりますが、酒類は利尿作用があるので、控えたほうが良いです。 また、斜度のある場所にうっかり停めてしまうと、これまた寝苦しくなるので、 「水平」を心がけると良いですね。

Q : 安全性は問題無いでしょうか?
A : 市街地での野宿よりは安全でしょう。
安全性は停泊場所に関係します。 物理的に危険な崖下、崖縁、河川敷はもちろん、路上や駐車場出入り口など、 交通障害になる場所は、第一に避けなければなりません。 それ以外は人為的な要因になるので、ある程度の照明や人目がある場所が良いと思われます。 そのような観点からも、何組かの車中泊客のいる駐車場(観光地のトイレ付き駐車場や道の駅など)が、お薦めといえます。 一方で、落書きの目立つ暗がりや、暴走族のタイヤの跡がある場所は、避けるべきです。 いざという時の移動を考え、退路を確保し、 運転席をすぐに使えるようにしておいた方が無難です。 だから出入り口にゲートやチェーンのある駐車場は、要注意。 移動の可能性があるなら、飲酒はNGですね。 翌朝でもアルコール検出される可能性あり、注意してください。

Q : 車中泊における暗黙のマナーはあるのでしょうか?
A : 常識の範囲内で行動して下さい。
深夜まで騒ぐこと、スペースの占有、ゴミの放置、設備の損壊などは厳禁。旅の恥はかき捨てではありません。 後からいらっしゃる方々に、必ずツケは回ります。 便利さの代償として寛容さが失われていく世の中において、「車中泊規制」という結果を招くかも知れません。

Q : 高速道路のパーキングは如何でしょう?
A : 道の駅に比べると居住性は劣ります。
広いトイレ、24時間営業のショップとガソリンスタンドなど、至れり尽くせりのように思えますが、一晩中往来が激しく、強烈な照明が気になるものです。 個人的に嫌なのは、一晩中エンジンかけっぱなしの大型トラックで、東名や名神のパーキングには、隅々まで停まっています。冷凍車などやむを得ないのは分かりますが、あの排ガスをまともに食らうとアウトなので、風上を選ぶしか対策はありません。

Q : 用意しておくと便利なものはありますか?
A : 普段の旅行の準備で、ほぼOKです。
特別なものはありませんが、コメントできるものをリストアップします。

寝具
季節によって変わりますが、防寒のため多目に用意するのが吉。人数が増えると、掛け布団1枚では破綻します。筆者は寝袋を併用。も忘れずに。
懐中電灯
キャンプの定番。夜のチェーン着脱にも威力を発揮する。でも、思ったほど出番はない。
サンダル
暖かい時期の気軽な散策に重宝します。雪道ならゴム長を用意しよう。
目覚し時計
早起きは三文の得。ご来光見物するなら必携です。
石鹸、シャンプー、タオル
温泉に入るなら、用意するべきアイテム。都市部に近い、比較的新しい日帰り入浴ならばボディソープとシャンプー+リンスは備わっていますが、地方の鄙びた共同温泉では、自前で用意する必要があります。廉価なスーパー銭湯でも、備え付けでないケースあり。石鹸はシャンプーで代用可能であり、外しても良いでしょう。
歯磨きセット
前夜発日帰りでも用意しておいた方が良い。帰りの行程を快適に過ごせる。
ポットのお湯
短期行程用に用意することあり。ホットコーヒーやカップ麺などに。
クーラーボックス
大型のものはかさばるので所有していない。無いよりはマシという程度。
海苔とふりかけ
子供用。
ティッシュとごみ箱
ゴミや汚れは付き物です。
地図とガイドブック
ケータイのネットやカーナビがあったとしても、行き先検討のために紙ベースの資料は必携です。
タイヤチェーン、スコップ、ほうき
汚れても良い上着
雪対策。

Q : 一人でお風呂に入りたいのですが?
A : 不可能ではないと思いますが、難しいです。
人前で裸になるのは嫌、との意見もよく聞きます。 貸し切り風呂を用意している日帰り入浴を探しましょう。ただし、そのような施設は少数派で、料金もかなり割高です。さもなくば、入浴を我慢するか、我慢して入浴するか。車中泊で旅行するなら、慣れでカバーし、堂々と入浴するのが早道と思います。

Q : キャンプはしないのでしょうか?
A : もちろんテントは持ってますが、最近は使ってないです。
とりあえずクルマで寝れるし、テント設営はフットワークが落ちるので、普段は携行していません。 もちろん長期の旅行なら、用意しておいても損はないでしょう。 そういう意味では、筆者はいわゆるオートキャンプなど「アウトドア派」とは、どうやら行動パターンが異なるようです。

Q : 失敗したことがありましたら教えてください。
A : なんといっても落し物と忘れ物。もっとも怖いのは事故。
開いたドアから、転がり落ちていった靴は数知れず。 クルマの側で干されたまま、忘れられていった靴。 出発前にクルマの床下をチェックするようにしているが、 チェックしたときは大抵の場合何も残っておらず、 急いでいたり疲れ気味で確認を忘れた場合に限って、何かが残っている。 椅子から転がり落ちた鞄の口から、貴重品が飛び出す法則もある。 荷物はバラバラにならないよう、鞄などに整理分類するのが吉かも。 それから金目のものは出来るだけ携行しない、というのが対策でしょうか。 「事故」関連は別項目にてコメントします。

Q : 事故に遭ったことはありますか?
A : 重大事故は無し。幸運でしょうか?
最もリスクが高いのは交通事故。これは自身への教訓です。 後方センサをOFFにしているときに限って、死角にポールやベンチがある。 夜間の長距離走行は、調子が出るときもあれば、眠気で全くだめなこともある。 「前回はここまで行けた、だから今回はここまで」とのスケジューリングは役に立たない。 突然現れる渋滞の末尾に驚かされることも。 眠気を感じたら「ひとつ先のPAで休もう」は禁物です。次のPAで休みましょう。 ほんの少し先を急ぐために、全てを賭けるのは割が合いません。
夜中の帰り道、自宅まであと5キロくらいで信号待ち中、居眠り運転に接触されたことがある。 これがノーブレーキの追突だったら恐ろしいことになったに違いない。 損害が出た事例は以下のとおり。 駐車場でドアを半開きにしていると、タイミングよく強風が吹いて隣車をアタック。 無駄金10万。保険で対応したが、等級は落ちた。

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