Edgar Froese
Ages (1978)

Virgin , total time 83:35

  1. Metropolis (inspired by Fritz Lang's movie) 11:12
  2. Era of the Slaves 8:11
  3. Tropic of Capricorn 20:46
  4. Nights of Automatic Women 9:10
  5. Icarus 9:14
  6. Children's Deeper Study 4:29
  7. Ode to Granny A 4:46
  8. Pizarro and Atahuallpa 7:31
  9. Golgatha And The Circle Closes 8:08

『重厚かつ気合たっぷりの大作』

「妻と息子に捧ぐ」とクレジットされたソロ4作目。 オリジナルLPは2枚組みの大作だった。 タンジェリン・ドリームのアルバムCyclone制作時のセッション録音で、ドラムスのClaus Criegerが参加している。 過去3作品よりも、しっかりと作り込まれており、ロック的で親しみやすい音になっている。 ジャケットいっぱいの真正面のポートレートが「聴け!」と主張しているかのよう。

[映画メトロポリスにインスパイアされる]
近未来的行進曲のようでいて、どこかレトロ感が漂う。

[奴隷の時代]
シンセベース・シーケンス3部作その1「軽快に」 フルート(メロトロン?)ソロが聴き所。ドラムスも入るが音量バランスは小さい。

[南回帰線]
20分を超える3部構成ながら、まるでリラクゼーション・ミュージックのように淡白でもある。

[自動女性の夜]
シンセベース・シーケンス3部作その2「性急に」 扇情的で荒々しいシーケンスとドラムス。

[イカルス]
シンセベース・シーケンス3部作その3「重厚に」 ダークでワンリフのシンセベースにエレクトリック・ギターソロが絡む。

[子どものより深い研究]
調子外れで変態的シーケンス。

[祖母A.に寄せる歌]
トラッド風で親しみやすいメロディ。

[Pizarro and Atahuallpa]
ラテンパーカッションとメロトロンのミニマルにギター・アンサンブルのオルタネイティブ系。

[Golgatha And The Circle Closes]
変成岩(前半)を緩くした感じ。 1枚もののCDではカットされていた。 Solos (1974-1983) The Virgin Yearsなる4枚組みコンピで復刻される。

傑作アルバムかと問われれば微妙であるが、冒頭で述べたとおり、裏Cycloneと捉えれば、かなり楽しめるだろう。



裏表紙
見開き

EastgateレーベルのWフローゼ版(コレクター向け)に注意。 ジャケットは、裏表紙を枠で囲ったようなポートレート写真につき、くれぐれもお買い間違いのないよう。


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