Tangerine Dream
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Tyranny of beauty (1995)

テクノに接近した作品と思われるが、年代を考えると、むしろテクノ導入には消極的だったとも思われる。 CatwalkやStratosfear 1994が聴き所ながら、全般には今ひとつか? 「7番目のグラミー賞指名を受けた」そうですが、えっマジ?ってな感じ。

EFA 63020 - total time : 57.45


  1. Catwalk 7.21
  2. Birdwachters dream 6.54
  3. Little blond in the park of attractions 6.59
  4. Living in a fountain pen 7.01
  5. Stratosfear 1994 5.10
  6. Bridge in cold tears 4.55
  7. Haze of fame 8.32
  8. Tyranny of beauty 6.37
  9. Largo 4.12

ボコーダのイントロで始まる#1は、90年代アンビエント・テクノを思わせる軽快なクラブサウンドである。 聴き所はフラメンコ調のアコースティック・ギターソロ。 「うぉん〜〜」という効果音も印象的。 もちろんバリバリのテクノではなく、タンジェリン・ドリームならではのクールさを前面に押し出している。 お薦めトラック。

#2以降は近作のニューエイジ・フュージョン指向のトラックが続く。 以前のような電気ドラムに頼る音作りから脱していることについては、好感が持てる。 #2のエンディングで例の「うぉん〜〜」が出てくるのは上手いと思ったけど。 #3のクライマックスのリズムについて、Mike Oldfield / Ommadawn Part1 の'80年前後のライブ (終盤のクライマックスからドラムソロにつながる部分)を連想したのは、筆者だけか? この曲もエンディングの不気味なエフェクトが面白いですね。 でも#4に進むとイージーリスニング化してきたなぁ。でもエンディングの「ひとひねり」は有ります。

#5はいわずと知れた、あの名曲のリメイク Stratosfear 1994 です。 第1印象は「えらく平板なメロデイに変更されていて、なんだかなぁ;」だったが、当時聴いたサンプルの音質が悪かったらしい。 意図的にイメージを変えた感もあるが、それはそれで格好良いと思っている。 っていうか、やはりこのアルバムではダントツに格好良いですね。

#6もアップテンポで緊張感があるが、それ以降はリラックス系。 ラストはヘンデルのラルゴ(クラシック)です。 先の「展覧会の絵」と違い、キーボードで演奏されています。

ボーナストラック(10曲目)付きCDもあるそうだが、未聴。 また#1 Catwalkは15分のスペシャルミックスあり、これも未聴。


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