Tangerine Dream
Tangram 2008 (2008)

Eastgate 028 CD - total time : 39.21


  1. Wisdom And Tragedy 7:44
  2. Dragon In The House 4:21
  3. Wu Wei 4:43
  4. Leaving The Masters For Good 2:03
  5. Point Of No Return 10:53
  6. Dream Puzzle 5:02
  7. Terra Coda 4:35

突如リリースされた、名作Tangram の2008年リメイク版。 基本的には、オリジナルトラックに、ゴリゴリと色んな音を追加した作品である。 「オリジナルを流しながら、思わず共演しちゃいました」的な印象を受けた。

Set1 : track 1-4
ノンビートのパートに、ことごとくリズムトラックを追加したSet1。 トロピカルで重厚なオープニングに変容してしまった。 ラテン系パーカッションを加え、マッタリしたグラウンドビートが前面に出ている。 中間部の緩衝楽章にも、しっかりビートあり。 そして、クライマックスはノリノリで格好良いですわぁ。 一方、オリジナルの繊細なシンセサイザー・サウンドは、かなりスポイルされてしまった。 はっきり言って、オリジナルトラックは聴いちゃいかんです。 だから追加のダンストラックを聴いたほうがよい。 踊らにゃ損、ですかね。 エンディング直後の曲間には、波の音が挿入されている。 それから、緩衝楽章のつなぎ部分が、少し短縮されていることも付け加えておく。

Set2 : track 5-7
ほぼ切れ目なく始まるSet2は、もともとスリリングでリズミカルなトラックであり、 追加リズムパートとの相性も良さそうである。 導入部のストリングシンセには、やはりミディアムテンポのグラウンドビート。 原作のイメージを損なわないミックスながら、ほぼ全編にビートが入っている。 その所為か、中間部の轟音パートの「異様さ」が、ずいぶん「普通」になってしまっているのが気になるところ。

まとめ)
安直なテクノミックスではなく、作りこみも丁寧。 トロピカル風味が、追加コンセプトになるのだろうか。 ネタと思って楽しむには悪くない作品といえる。


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