Popol Vuh
Seligpreisung (1973)

Spalax/King Record - total time 29:16


  1. Selig sind, die da hungren Selig sind, die da dursten nach Gerechtigkeit Ja, sie sollen satt werden 6:03
  2. Tanz der Chassidim 3:18
  3. Selig sind, die da hier weinen Ja, sie sollen spater lachen 5:11
  4. Selig sind, die da willig arm sind Ja, ihrer ist das Himmelreich 3:14
  5. Selig sind, die da Lied klagen Ja, sie sollen gertrostet werden 3:39
  6. Selig sind, die Sanftmutigen Ja, sie werden einst die Erde erben 2:34
  7. Selig sind, die da reinen Herzens sind Ja, sie sollen Gott schauen 2:33
  8. Ja, sie sollen Gottes Kinder heisen Agnus Dei, Agnus Dei 2:44

前作から矢継ぎ早にリリースされた4作目 Seligpreisung(至福)。 名盤中の名盤である前作と、これまた傑作と評価される次回作に挟まれて、 しかも30分足らずのコンパクトな作品であることから、地味な先入観を持ってしまう。 しかし実際は、前作に勝るとも劣らない珠玉の一品であることに気付くであろう。

本作での注目メンバーは、アモン・デュールから参加したダニエル・フィッシェルシャー。 ドラムス、パーカッション、エレクトリック・ギターを担当するマルチプレーヤーで、リズム面が大幅に強化された。 爽やかで変幻自在なジャズロックのエレメントが加わる。 コニー・ファイトによる浮遊感たっぷりのエレクトリック・ギターとの相乗効果で、 躍動感を持ちつつ幽玄、という絶妙なサウンドになっている。

前作で大活躍した歌手 Djong Yun は参加しておらず、ここではフリッケ自身が歌う。 リラックス(脱力)した味わいある声を聴かせてくれる。 「ハァーレルーヤー」コーラスが存在感あり。 なんとなく前作のボーナストラック Ave Maria にも似ているような。

#8の〜Agnus Dei, Agnus Dei のイントロは Hosianna-Mantra のバリエーションといえる。 この曲は、後のアルバムにも別バージョンで収録されている。

Popol Vuh 名義でのコニー・ファイトとの共演は、本作をもって暫くの間休止される。 ゆえに、次回作と聴き比べれば、コニー・ファイトの持ち味(音響のセンス)が明確になってくる。 同時期の Gila 名義の作品 Bury My Heart at Wounded Knee (1973) では、フリッケと共演しているので、併せて聴いてみよう。 再共演は1980年代のアルバム Agape-Agape まで待たなければならない。

このアルバムに Djong Yun がいてくれたなら、という妄想をするファンも多いだろう。

各曲の長いタイトルは、お説教の問答みたいな内容。 教養ないので、何が言いたいのかよく判りません。

Robert Eliscu / oboe
Daniel Fichelscher / electric guitar (2-3-4-6), drums, congas
Florian Fricke / piano, cembalo, vocals
Conny Veit / electric & 12-string guitars
Klaus Wiese / tamboura
※Prog Archives.comを参考にしました。


<−前へ.. [先頭] ..次へ−>

EXIT