Popol Vuh
Einesjäger & Siebenjäger (1974)

Spalax 14218 - total time 36:38


  1. Kleiner Krieger 1:10
  2. King Minos 4:31
  3. Morgengruss 2:59
  4. Wurfelspiel 3:14
  5. Gutes Land 5:16
  6. Einsjager & Siebenjager 19:26
  7. bonus tracks (SPV only) :
    King Minos II 1:55
  8. Wo Bist Du 5:42

「1人の狩人と7人の狩人」と題する5作目。 計8人の狩人が意味することは判らないが(古代イスラエル王国あるいはギリシャ神話に関するエピソード?)、単純に音を聴いて楽しめれば良いと思っている。

本作より Djong Yun が復帰(ただしアルバム後半から)するものの、Conny Veit は参加していない。 よって前2作の幽玄さは消失し、ロック的なスリリングさ(良い意味でラフな音作り)が前面に出てきている。

Kleiner Krieger(ほとんど一人の戦士でない)
エレクトリック・ギターミニマルの短編。

King Minos(ミノス王)
心地よいドラムスの入るジャズロック調。 2部構成になっている。 後半のモチーフは、以降のアルバムでも現れるので、チェックしてみよう。

Morgengruss(明日の挨拶)
アコースティック・ギターとエレクトリック・ギターによるアンサンブル。 リリカルな良曲。

Wurfelspiel(ワーフェルは遊ぶ)
フルートとピアノで導かれるジャズロック風ナンバー。 主役をエレクトリック・ギターとドラムスに譲って、 複雑なアンサンブルを聴かせてくれる。

Gutes Land(良い国)
アコースティックピアノとパーカッションによるアンビエント。 後半は前作のラスト〜Agnus Dei の別バージョン。

Einsjager & Siebenjager(1人のハンターと7人のハンター)
このアルバムは、やはりこのタイトル曲に尽きるでしょう。 静謐なソロ・ピアノに導かれて、Djong Yun が厳かに歌う。 (サウンドは、クリスチャン・ヴァンデのOfferingに近い?) そしてリズム隊が始動し、ピアノ・ドラムス・ギタートリオ?によるリリカルなジャズロックへ。 基本、ベースギターが無いので、ピアノがリズムセクションになっているようだ。 エレクトリック・ギターが、少しだけ Mike Oldfield っぽく聴こえる。 はっきりした主題メロディや決められた展開もなく、 ぼんやり聴いていると「つかみどころのない」のだが、超絶技巧の演奏であることがよくわかる。 中間部に緩衝楽章あり、再び Djong Yun のボーカルが登場。 後半もボーカルを交えながらジャズロックしてフェイドアウト終了。

King Minos II (Bonus Track)
アコースティックギター・アンサンブルによる短編。

Wo Bist Du(そこであなた) (Bonus Track)
多重録音ギター・アンサンブルとDjong Yun のボーカル。

Florian Fricke / piano, spinet
Daniel Fichelscher / acoustic & electric guitars, percussion
Djung Yun / vocals



裏表紙
侍シンボル(ズーム画像)

われわれ日本人にとって話題になる、ジャケット中央部の侍シンボル。 これは「源平の戦いでの那須与一の有名な扇当て」の絵だそうだが、本編との関連は不明。 たぶんタイトルどおり、「狩人 → 弓矢」の連想で貼り付けただけ、っといったところだろう。


<−前へ.. [先頭] ..次へ−>

EXIT