Popol Vuh Japanese unofficial web site

ポポル・ヴー 紹介&作品レビュー

このサイトでは、1969年に結成され2001年まで活動したジャーマンプログレ/クラウトロック・ユニットである Popol Vuh を紹介する。 グループの中心人物はフローリアン・フリッケ Florian Fricke 氏であるが、2001/12/29に他界、享年57歳。 その歴史に幕を閉じる。

グループの形態は、フリッケを中心に個性的なメンバーが集い、メンバーチェンジを繰り返しながら、活性化していくというもの。 主なメンバーについては、巻末に掲載する(予定)。 時期に応じて、音楽性の振幅が非常に大きいことも特色といえる。

黎明期は、クラウトロック界において、いちはやくモーグ・シンセサイザを導入し、電子音楽への明確なアプローチを行った。 他グループの同時期の作品を顧みると、次のようになる。

Tangerine Dream / Electronic Meditation (1970)
Organisation / Tone Float (1970)
Ash Ra Tempel (1971)
Kluster / Klopfzeichen (1971)
NEU! (1971)

本格的なエレクトロニック・サウンド導入は「まだ、これから」であり、 Popol Vuh が如何に際立っていたかがよく判る。 初期の電子音楽作品は、Affenstunde と In Den Gärten Pharaos そして同時期の録音とされるサントラ Aguirre が挙がる。

大きなターニングポイントを迎えるのが、3rdアルバム Hosianna Mantra で「完全アコースティック路線」へ大転換。 以降、しばらくの間は、このアルバムをキーにしたアコースティックなロック音楽や、民族音楽を消化した路線で活動する。

また映画監督ヴェルナー・ヘルゾグ Werner Herzog 氏と親交が深く、多くのサントラアルバムも発表している。 この頃からディスコグラフィーが渾然として、作品の把握が難しくなっている。 よって、ここではSPV版ブックレット記載の公式ディスコグラフィーを参照した。 そのディスコグラフィーには、「フリッケが演奏に関わらず、インド音楽そのもの」とされる Yoga が載ってない。 ここではオリジナルアルバム・サントラアルバム・その他コンピレーションに分類してみた。 コンピレーションについては訳が判らないので、聴いたことがあるものだけ取り上げる。

ディスコグラフィーの把握を難しくしている要因として、もう一つ。 同じ曲の別ミックスや別バージョンが、時にはタイトルを変えて、再収録されていること。 これについては判る範囲で説明する。

1994年の City Raga では、再びエレクトロニック音楽、しかもテクノ系となり、ファンを驚かせた。 ラストアルバム Messa Di Orfeo は斬新なエレクトロニカであり、今後の展開が楽しみだったが、残念ながら遺作となってしまった。 未聴アルバムが多く、かなり大雑把なまとめになっている点、了承下さい。

グループ名は、マヤ人の聖典「死者の書」に由来する。 「ポー・プル・ヴー」みたく発音するらしい。 北欧で同名のグループが活動しているそうで、少しだけ音を聴いたことがあるが、ずばりプログレッシヴ・ロック。 コンパクトな曲作りながら、変幻自在のドラムス、メロトロンにフルート、硬質(クリムゾン時代のレイクを少し高くしたような)なボーカル。 なかなかイケてますよ、一聴の価値あり。

メンバー紹介)
掲載予定


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