Patrick Moraz / Out In The Sun (1977)
Virgin CDOVD 445 , total time 40:26

『前作のことは忘れてから楽しもう、これもnon-remaster推奨』

「ブラジル3部作」の2作目ということだが、サンバやラテン・パーカッションを使っているから「そう呼ばれている」だけと捉えるべき。 間違っても「The Story Of i」を期待すると、「違うやん!」となってしまう。 トータルアルバム的な展開は無く、ポップで爽やかなアレンジの曲が目立っている。 「The Story Of i」を忘れることさえ出来れば良作なので、聴き所をピックアップしてみる。

[Out In The Sun][Nervous Breakdown]
かなり軽くてヘロヘロな歌物。タイトル曲ではスティール・ドラムが軽さに拍車をかけているが、 要所要所に仕込まれた変拍子で気持ちよくなれます。

[Rana Batacuda]
サンバ系パーカッションとピアノで綴るHappyな曲。

[Tentacles]
イントロ聴いて「拝啓15の君へ」?かと思ったけど。ちょっとソウル・テイストの入った歌もの。

[Kabala]
ゆったりしたサンバ系インスト。 機知に富んだメロディが秀逸。

[Love-Hate-Sun-Rain-You]
Hello Goodby(もしくはI Hate U)みたいな曲名だが、ハードロックを演りたかったのだろうか?なりきれていない感じが面白い。

[Time For A Change]
本作においてプログレらしさは随一だが、サンバ・ロック色は薄い。4部構成。 第1部と2部はスペイシーなエレクトロニカ。 第3部はピアノ・コンチェルト。 第4部はアンビエントなボーカルパート。

TimeWave Musicレーベルからのリマスター版は、やたら音がデカくて、ムチャクチャ嫌な予感がする。 音量を合わせて聴き比べてみると、ボロボロに歪んでいて駄目だこりゃ。 参考画像を貼り付けておくので、ご確認いただければ良いと思う。 [non-remastering] [TimeWave Music's idiot remastering]
non-remaster版CDは、Virgin系列からリリースされているようだが、リリースからかなり時間が経っており、入手しづらいかもしれない。

以降、ボーナストラックについて。
Rana Batacudaの別バージョン(インスト)。

  1. Out In The Sun 4:27
  2. Rana Batacuda 5:33
  3. Nervous Breakdown 3:23
  4. Silver Screen 4:32
  5. Tentacles 3:33
  6. Kabala 4:58
  7. Love-Hate-Sun-Rain-You 4:52
  8. Time For A Change 9:03
  9. Bonous Track (remaster version only):
    Batacuda XXX 5:09


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