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Novalis
Banished bridge (1973)

Brain - total time 37:23


  1. Banished bridge (17:06)
  2. High evolution (4:27)
  3. Laughing (9:10)
  4. Inside of me (inside of you) (6:40)

グループ名はドイツ・ロマン主義の詩人、ノヴァーリス(1772〜1801, 本名フリードリヒ・フォン・ハルデンベルク Friedrich von Hardenberg)に因んでいる。 命名の経緯はわからないが、歌詞にノヴァーリスの詩を使っていることもあり、インスパイアされる何かが有ったのだろう。本作はデビューアルバムで、全て英語で歌われる。 長尺のタイトル曲をはじめ、そこそこ聴き応えはあるが、インパクトはそれほどでもなく、可もなく不可もなし、といったところ。 気が向いたらレビュー予定。


Novalis
Novalis (1975)

Brain - total time 35:37


  1. Sonnengeflecht (4:08)
  2. Wer Schmetterlinge lachen hort (9:16)
  3. Dronsz (4:56)
  4. Impressionen (8:59)
  5. Es färbte sich die Wiese grün (8:18)

ノヴァリスの2ndアルバム。 本作からドイツ語歌詞が採用され、グループとしてのスタイルが確立された。 ゆえにSelf-titled アルバムになったのかもしれない。 ボーカルはドイツ語という以外、際立った特色はなく、枯れたイメージである。 当時の国内盤は、かなりテキトーな邦題が付いていたので、和訳(翻訳サイト使用)を付けてみる。

#1(太陽ネットワーク)
冒頭からダサダサ&ヘナヘナのシンセサウンドに、思わずズッコケるインストナンバー。 音質がクリアなだけにリズムセクションのぎこちなさ、危うさが、しっかり聞こえてしまう。 展開部のブルース調ギターやリリカルなピアノなど聴き所はあるが、いきなりテープのピッチが狂い、またまたズッコケ。 あえて狙ったのかな?と思えてしまう。
#2(誰が、蝶が笑っているのを聞きますか)
アルバムのハイライトともいうべき、シンフォナンバー。 何といっても、哀愁漂うオルガンがたまらない。 歌メロも同じく最高。 「お金無〜い」と空耳聞こえたりするけれど。 間奏は、戦慄?の女声スキャットやハードロック調のアレンジあり。 エンディングはボレロで変化に富んでいるが、全般にマターリ進行ではある。
#3(Dronsz)
厳かなオルガンと怪しい声でスタートするインスト。 リズムが淡々と入ってマターリ進行し、後半になって主題メロディが入る。 ただ、主旋律のシンセ音やギター音がダサく、その影響かリズムまで怪しくなって、唐突に終了。 タイトルの意味は判らないが、ノヴァーリスの著作に登場する固有名詞だろうか?
#4(印象)
重厚なオルガンで始まるインストナンバーで、本作のもうひとつのハイライト。 ドラマティックでファンタジックな名曲である。 ギターの出番は非常に少なく(決め所だけ)、ほとんどオルガン+ドラムンベース?で展開する。 エンディングのピッチ狂わせは余計だったか?
#5(それは、自身で草原を緑に塗りました)
オルガンとアコースティックギターに導かれる、ほのぼのした歌もの。 展開部はマターリ進行のハードロック。 乗りの良さではなく、ギターとピアノのアンサンブルを聴かせる感じ。 タイトルは、中国の緑化パフォーマンスを連想させられる。


Novalis
Sommerabend (1976)

Brain - total time 38:44


  1. Aufbruch (9:41)
  2. Wunderschätze (10:44)
  3. Sommerabend (18:19)
    a) Wetterleuchten
    b) Am Strand
    c) Der Traum
    d) Ein neuer Tag
    e) Ins Licht

ノヴァリスの代表作というべき3作目。 美しいジャケット、大作指向、相変わらずのロマン主義、向上した演奏力、 そしてマターリ進行なアンビエント・ロック。 凄さはないが、さらりと聴くには最適な音創りであると思う。

#1(出発)
起伏のあるインスト大作。 ただ、あまり特色なく、曲の魅力は「印象」に一歩及ばない。
#2(奇跡の宝)
10分強の長編だが構成はシンプルで、シンフォ的とはいえない。 ドイツ語演歌調のボーカルパートと間奏・アウトロ。 インストパートはスピード感がありトランシーで、結構のめり込める。 でも、やっぱりアコースティックギターがEpitaphのオマージュしてるのが目立っている。
#3(夏の夕方〜天気の輝き、浜辺にて、夢、新しい一日、光の中で)
グループの魅力を引き出したアンビエント・ロックの傑作。 ストリングス風シンセの調べとミディアムテンポのリズム隊。そして潮騒の音。 アンバーに染まる浜辺と、吹き抜けていく風のような、原風景を見せてくれる。 曲は後半までマターリ進行だが、シンセ音に導かれて始まるアップテンポなロックンロールがアクセントになっている。 以降は円環構造になっており、厳かなボーカルパートの後、再びストリングス風シンセの調べ。 心地よい余韻を残して終了する。


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