KiLA
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Luna Park (2003-05-22)

KiLA(キーラ)はアイルランド、ダブリン出身のグループで、1987年頃から活動をスタートしている。 ジャンル分けするならば「ワールドミュージック」ということになるのだろうか? 筆者はこれまで全く知らなかったが、雑誌の特集記事をたまたま見かけたこと、 遊園地ジャケット特集を考えていたこと、 某ショップのサービスカードの期限が切れること、 限定DVDが付いていること、などの動機で衝動買い。 内容は文句なしに最高です。

Plankton / VIVO 204 - total time :


  1. Glanfaidh me 9.19
  2. Hebden Bridge 3.26
  3. Wandering Fish 5.48
  4. The Mama Song 4.08
  5. Baroki 9.11
  6. Beilin Meala 4.40
  7. Bully's Acre 4.14
  8. Grand Hotel 6.48
  9. Maith Dhom 2.28
  10. Luna Park 10.51
  11. The Hour Before the Dawn 3.42
DVD live at Vicar St, Dublin 2002 (26min) :
  1. Glanfaidh me
  2. Tog ego Bog e
  3. Cardinal Knowledge
  4. Ce Tu Fein

KiLAの音楽を簡単に説明するなら、こんな感じだろうか。アイルランドやケルトなどのトラッドフォークをベースにしながら、 世界各国のエスニックサウンドを「ごちゃ混ぜ」にして、スリリングなグルーヴを作り出す。 弾けるようなリズムのエレメントが重なり合い、ステーブ・ライヒ的なミニマルも加わって、奇想天外な展開を見せる。

#1(闇を吹き飛ばせ)は、9分を越すナンバー。 イントロのフラメンコ風パーカッションとアコースティック・ギターは「あれっ?Gypsy Kings??」だが、 ほんの数秒後、良い意味で予想を裏切られることになる。 体全体がよじれ曲がるような変態ケルト・フレーズに、ボーカルが加わると何故かアフリカ調だったり、 トランス・テクノなベースがウニウニ唸ってたりで、とにかく、ごちゃ混ぜ。 でも、どうだ!まいったか!と有無を言わせぬスピード感が爽快。 フィリップ・グラスを思わせる壮絶ミニマルを経て、サイケな オマドンともいうべきクライマックスに向かって疾走していく。

#2以降は、いくぶん落ち着いたムードになるが、笛のフレーズが心の琴線に触れる(決して大げさな表現ではありません)。より緩衝楽章的な#4を経て、#5では、再び躍動的なビート。以降も、要所要所で急展開を見せ、聴き所も満載。

終盤の展開も圧巻。しっとりしたアカペラの#9から続いてタイトル曲の#10。このトラックは#1の姉妹曲で、ドラマティックに盛り上がって急加速するインスト。#11はピアノ系アンビエント。 サンプル試聴可能、とにかく聴いてみ。

Rossa Ó Snodaigh : 笛やクラリネットやパーカッションなど
Colm Ó Snodaigh : フルートや笛やギターや太鼓など
Rónán Ó Snodaigh : ボーカルやボーランや太鼓など
Dee Armstrong : ビオラやフィドルやアコーディオンなど
Eoin Dillon : イリアンパイプや笛など
Brian Hogan : ギターやベースやドラムなど
Lance Hogan : ギターやドラムやパーカッションなど


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