Grand Funk Railroad
Closer To Home (1970)

Capitol - total time 73:29

  1. Sin's A Good Man's Brother 4:48
  2. Aimless Lady 3:28
  3. Nothing Is The Same 5:13
  4. Mean Mistreater 4:26
  5. Get It Together 5:08
  6. I Don't Have To Sing The Blues 4:36
  7. Hooked On Love 7:11
  8. I'm Your Captain / Closer To Home 9:59
  9. bonus tracks :
    Mean Mistreater (alternative mix) 4:31
  10. In Need - Orlando Sports Center, FL 6/25/70 11:30
  11. Heartbreaker - Orlando Sports Center, FL 6/25/70 7:17
  12. Mean Mistreater - Orlando Sports Center, FL 6/25/70 5:22

前作から再び半年のインターバルでリリースされた3作目。 「2曲組み合わせ」(ハイブリッド)スタイルを継承しつつ、より完成度の高いサウンドとなった。 前半のハイライトは、代表曲の一つ Mean Mistreater であり、マークファーナーのエレクトリック・ピアノがフィーチャーされる哀愁のナンバー。 もちろんハイブリッド・スタイルは貫かれており、中間部の激しいワルツ・アンサンブルが圧巻だ。 ドンのブレークビーツ的なドラミングもプログレっぽい。 しかしマークは、前作 Inside Looking Out のハーモニカといい、すごく多芸である。 #5は前半を締める半インストナンバーで、前曲の続編と思えるエレピでスタート。 終盤はゴスペル調のコーラス隊をフィーチャーする。

後半の長尺曲#7と#8は、アルバムのハイライト。 ファンク・ロックのスタイルを取りながら、中間部でマークとドンのボーカル・バトルが聴き所の#7も素晴らしいが、やはりタイトルチューンの大作#8で決まり。 前半が I'm Your Captain 後半が Closer To Home という典型的なハイブリッド・スタイルで、 アコースティック・ギター主導の I'm Your Captain は爽やかなメロディの名曲。 後半は I'm gettin' closer to my home のリフレインで構成され、波の音やカモメの鳴き声、そしてストリングス隊を加えてドラマティックに盛り上がる。 プログレ・シンフォニック・ファンの方にも十分アピールできる作品だろう。

ここでは紹介を省略した曲についても、良曲が揃っている。 ボーナストラックの#9はハモンドオルガン入りのミックス。 残りのライブトラックは、まさに白熱そのもの。実質11分以上引っ張りまくるIn Needは爆発しちゃってる。 次回作のライブアルバムと内容が被るが、こちらの方が音質がクリアである。

Mark Farner: vo,g
Don Brewer: ds
Mel Schacher: b
Produce: Terry Knight


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