EELA CRAIG / Hats Of Glass (1978)

『ボーカルを増強するも、リズム系はダウングレード』

専任のボーリストを加える、というか1971年作品でのオリジナルメンバーWil Orthoferが復帰。 ボーカルパートについては、前作からあまり雰囲気を変えなかった点、むしろ良かったと思っている。 ただ演奏面は、同じメンバーであるにも係わらず、下手になっていると思うのは気のせいか? 確かにファンク路線は、ほぼ聴かれなくなっており、その副作用かもしれない。

[A Spaceman Came Travelling] 4:49
ボーカル増強の効果が現れた、屈指の名曲として名高い。 トリプル・キーボードならではの色々なオカズがあるものの、バラバラに鳴ってる感じがしないでもない。

[Hats Of Glass] 6:41
[Grover's Mill] 3:41
かつては10分を超えるタイトル曲として紹介されていたが、いつの間にか2曲に分かれた。 新Hats Of Glassは、演奏時間の大半がゆったりしたギターソロで、冷涼なシンセがSFっぽくもある。 コズミックな電子音にかき消されて、Grover's Mill(1974年シングルStoriesの再レコーディング)にスイッチする。 この一瞬の「間」がインパクト絶大で、最大の聴き所と思う。 前作のLoner's Rhymeにも似た展開があるが、本作の方がグレードアップしている。

[Chances Are] 5:26

[Heaven Sales] 2:53

[Holstenwall Fair] 8:10
頭とケツのボーカルパートは、あまりパッとせんけど、間奏部分は聴き応えありそう。 中間部では、お姉さんが笑いながらマシンガンをぶっ放していきます。

[Caught On The Air] 3:52

[(Remove Another Hat Of Glass And You Could Easily Find Assorted Kinds Of) Cheese] 3:30
1974年シングルの再レコーディング。トリッキーな構成だったオリジナルに比べると、 ノリノリのトロピカル・フュージョンに徹している。 ギターの一音目が高中某BLUE LAGOOOONだったりするけど、インスト面は本作では一番かもしれない。 最後のウキッ!ウキッ!は、意味分からんけど。


<−前へ.. [先頭] ..次へ−>

EXIT