Bernd Kistenmacher
Wake Up In The Sun (1987)

Green Tree Records - total time 72:07


  1. Cassandras Dance 22:47
  2. Joie de Vivre 9:48
  3. Beruehrung 26:32
  4. La Tendresse 13:00

Bernd Kistenmacher の公式アルバム第2弾。 前作同様のエレクトロニック・サウンドを堪能できる。 まだTechnoやChill-Outなる言葉が提唱されない時代背景ゆえに、マーケット的には苦戦したのではと思われる。 Klaus Schulzeっぽさは、かなり薄くなった。

#1は、輝くようなシーケンスが印象的な名演。 Michael Hoenig / Departure from the northern wasteland (1978) と、 Tangerine Dream / Ricochet (1975) を足して2で割って、Klaus Schulze風のフォーマットに乗せた作品である。 ネタをバラしてしまうと大体予想がついてしまうが、複雑に絡み合い変化していくシーケンスと、ドラマティックな展開に、思わずのめり込んでしまう。

後半は、より独自性を強めてくる。 #2はバロック音楽のような叙情的なミニマル・シーケンスを使用した名作。 チューニングが不正確に聴こえることもあるが、かえって味わい深くなっている。 #3はノンビートでクラシカルなアンビエント。 時にコズミックなサウンドもあるが、軽いクラシック曲のような趣きである。 ただし、ばっちり長尺。 #4は風の擬音とコズミック・サウンドによる静寂のアンビエント。 亜空間から聴こえてくるような、文字通りのチルアウト作品である。

低予算での制作を余儀なくされたのか、マスターテープの損傷と思われる歪みが2箇所ある。


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