Bernd Kistenmacher
Head-Visions (1986)

Ariola CD883 850-907 - total time 64:19


  1. Rücksturz 24:50
  2. Quitting Time 14:24
  3. La Tendresse 12:57
  4. Dreamdance 11:51

Bernd Kistenmacher は1960年、ベルリン生まれのエレクトロニック音楽作家。 本作はそのレコード・デビュー作品だが、レコード会社に持ち込んだ際に、 「こんな激しく1970年代風の作品、誰が聴くねん?」と、取り合ってもらえなかったとか。 結局、自費出版でのスタートになったようである。 それ以前にも、Dancing Sequences (1984) などの作品を、ごく少量ながら配布していた。 本作は1992年にCD化され、#4がボーナストラックとして追加されている。

音作りは、まさに1970年代後半のジャーマン・エレクトロニカであり、 特にクラウス・シュルツェへのリスペクトが強く現れている。 むしろ1980年代半ばのご本家よりも、ずばりシュルツェらしいと言えるほど(それもHistoric Edition収録曲とか)。 比較的長尺な曲作りで、展開もジャーマン・エレクトロニカの王道になっている。

シンセサイザの音作りは、高音域のパートが大半を占めて、機械的なシーケンスで紡ぎ上げるリズム隊、あるいは硬質なドローンなど、 「シンセの音が好き」なら、ど真ん中な作品に仕上がっている。 #2で聴けるハードなシーケンスが圧巻だ。


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