Asturias / 極光 (At The Edge Of The World) (2016/11/18)

シンフォニックな長編組曲を、マルチトラック・レコーディングで制作するプロジェクト。 モデルはMike OldfieldのTubular Bells, Hergest Ridge, Ommadawnなどとされる。 本作は「樹霊(2008年)」「欠落」に続く「シリーズ」3作目にあたる。 特に前作「欠落」から1年少々という、異例の速さでリリースされた。

慎重に作り込まれた感のある「欠落」に比べて、テンションも高く勢に乗っているが、 前2作に比べても勝るとも劣らない仕上がりなので、安心して買ってよいと思う。

開始直後は「欠落」に似ているかな?と思えるが、最初のパートから急展開。 こんなに飛ばして、最後まで大丈夫?? ここは是非、各自で体験してほしい。 それから初期作品(Circle in the Forest〜Cryptogam Illusion)で参加していた上野洋子氏が、久しぶりにVoiceを聴かせてくれるので、 とても嬉しいところである。

作品について紹介するにあたり、どうしてもMike Oldfieldを引き合いに出してしまうのだが、 出てくる音は決して似ていない。 余談であるが、Mike Oldfieldっぽい音を聴きたいなら、Robert ReedのSanctuaryシリーズをお薦めする。 こちらは御大の新作だ!と言い切られれば信じてしまうレベルである。 (2017年1月23日追記・どうやら御本家からReturn To Ommadawnなるものがリリースされる模様。 タイトルから推測できるとおり(2度目の)原点回帰、すなわちOmmadawnの頃の手法で制作されている。 これら三者の聴き比べが楽しみである。 )


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