1 | 2 | 3 | 4 | 5


Amon Düül
Psychedelic Underground (1969)

Spalax/Repertoire/Captain Trip - total time 41:15


  1. Ein Wunderhübsches Madchen Träumt von Sandosa (17:03)
  2. Kaskados Minnelied (2:54)
  3. Mama Düül und Ihre Sauerkrautband Spielt Auf (2:54)
  4. Im Garten Sandosa (7:48)
  5. Der Garten Sandosa im Morgentau (8:36)
  6. Bitterlings Verwandlung (2:30)

アモンデュールは音楽グループというよりも、芸術・政治団体的なコミューンであった。 1968年に、楽器の出来る者、出来ない者、飛び入り参加の野次馬?や子供たち?が寄り集まって?、ジャム・セッションを敢行。 この音源を編集し、1stアルバムとして仕上げたのが本作である。 なお以降にリリースされた作品について、3rd アルバム Paradieswärts Düül を除いて、全てこのセッション音源を編集したものとされている。

トントコ・トントコと打ち鳴らされる民族的なドラミング、 シンプルなリフレインを刻むだけの、ザラザラと歪みまくったエレクトリック・ギター、 正体不明の叫び声。 そして轟音ノイズ。 演奏自体は一言でいえばダラッとしているし、ひたすらノイジーで、クシャクシャに劣化しているテープを聴いているような感じである。 音質に関しては、どんなにリマスタリングしても手の施しようがない。

他サイトでも「音楽の体裁をなさない、単なるノイズ、普通のロックファンにとってはゴミ同然」といわれるとおり、クラウトロック屈指の悪食サウンドだが、一度受け入れてしまえば、極限のトランス体験が待っている。 覚悟を決めたなら、ぜひチャレンジしてほしい。 やはり17分にわたる#1がお薦めである。

Angelica Filanda / vocals, percussion
Helge Filanda / congas, anvil
Ella Bauer / vocals, percussion
Rainer Bauer / guitar, vocals
Ullrich Leopold / bass
Peter Leopold / drums
Uschi Obermaier / percussion
Wolfgang Krischke / piano, percussion


Amon Düül
Paradieswärts Düül (1970)

Spalax/Repertoire/Captain Trip - total time 44:17


  1. Love Is Peace (17:13)
  2. Snow Your Thirst and Sun Your Open Mouth (9:28)
  3. Paramechanische Welt (7:40)
  4. Eternal Flow (4:12)
  5. Paramechanical World (5:44)

本作は、Psychedelic Underground におけるジャム・セッション以降で唯一の新録音アルバムであると同時に、事実上彼らのラストアルバムとなった。 注目するべきは劇的に転換されたサウンドで、全く別の境地に達している。 邦題「楽園へ向かうデュール」が、その変化を上手く表現していると思う。

サウンドは一言でいえば、 コンガ、アコースティック&エレクトリック・ギター、ベース、フルートなど最小限の楽器と、控えめなボーカルで構成された、サイケデリックで静謐なフォーク。 クラウトロックにおいても唯一無二といえるスタイルの作品である。

アンビエントなミニマル・アンサンブルでスタートする Love is Peace は、硬質で素朴な英語のボーカル。 個人的には□eatles の○ome together を連想してしまった。 Love is peace, freedom is harmony ....
そしてギターのミニマルアンサンブルは、深いエフェクトを伴って暴れ始める。 そのまま後半の新パート(アコースティック・ギターによるファンク・フォーク)につながっていく。 #2は、相当に抑え込まれたサイケデリック・アンサンブルといった趣向である。 トランシーでありながら、決してヒートアップすることはない。 ピアノで断ち切られるように唐突に終わる。 #3以降も同様のアンサンブルが続く。

独創的な佳作アルバムであるが、Psychedelic Underground とセットで楽しめば、より味わい深いであろう。 以降の展開があれば、非常に楽しみだったと思うのだが、残念である。

Ella Bauer / harp, bongos
Lemur / percussion, rhythm guitar
Ulrich Leopold / bass, vocals, piano
Dadam / guitars, vocals
Hansi / flute, bongos
Helge Filanda / percussion
Noam / African drums
John Weinzierl / guitar
Chris Karrer / bongos
Rainer Bauer / guitar, electric bass
Klaus / guitar, electric bass, percussion
Angelika Filanda / flute


Amon Düül
Disaster (1971)

Spalax/Captain Trip - total time 68:01


  1. Drum Things (Erschlagzeugtes) (9:12)
  2. Asynchron (Verjault Und Zugeredet) (7:37)
  3. Yea Yea Yea (Zerbeatelt) (1:00)
  4. Broken (Ofensivitaaten) (7:26)
  5. Somnium (Trauma) (9:30)
  6. Frequency (Entzewi) (9:53)
  7. Autonomes (Eintdrei) (5:37)
  8. Chaoticolour (Entsext) (7:43)
  9. Expressionidiom (Kapuntterbunt) (1:48)
  10. Alititude (Quaar Feld Aus) (1:01)
  11. Impropulsion (Noch'n Lied) (6:13)

本作は Psychedelic Underground におけるセッション録音を編集したものである。 演奏内容も Psychedelic Underground そのものであるが、音質は明瞭になっており聴きやすい。 基本はドントコ・トコトコ・ドラムにギターのリフレインと叫び声。 #3は I Should Have Known Better(A Hard Day's Night 収録)のカバー。

#1は謎のジャーマンロック・ユニット Damenbart のアルバム Impressionen で大胆にサンプルされている。

Uschi Obermeier / percussion
Ella Bauer / vocals, percussion
Rainer Bauer / vocals, guitar
Angelika Filanda / vocals, percussion
Helge Filanda / vocals, percussion
Wolfgang Krischke / keyboards, percussion
Peter Leopold / drums
Ullrich Leopold / bass


<−前へ.. [先頭] ..次へ−>

EXIT