Frank Zappa
[末尾]


Studio Tan (Sep 1978)

1977年、LP4枚組み大作として企画されながら、ワーナーブラザースとの契約上、実現できなかったアルバム Lather。 本作は、Latherからのマテリアルを、ワーナーが勝手にリリースしたとされるアルバム。 Zappa本人にとって、非常に不本意なリリースであったことは間違いないのだが、 その内容はプログレ・ファン一押しとも言える、非常に濃いものである。

[Track List]

videoarts music
VACK-1234

Track List :
  1. The Adventures Of Greggery Peccary 20.34
  2. Revised Music For Guitar And Low Budget Orchestra 7.37
  3. Lemme Take You To The Beach 2.45
  4. RDNZL 8.14
[Listening Report]

#1はドラマ仕立ての長編で、演劇調のボーカルと、異様な演奏(いちおう主題メロディは有り)。 速弾き現代音楽とジャズロックが、ぐちゃぐちゃに絡み合うような、脈絡のない、目まぐるしい展開。 展開というよりも音の断片によるモザイク?? 聴けば聴くほど、目が回る。これ、人力で演奏してるのですよね?ちょっと信じられないです。 ストーリーは猪を擬人化した、珍妙なもの。

後半は、ジャズロック。#2は「低予算オーケストラ」とのことだが、たまにストリングスなどが聞こえてくる程度。 よほど予算が無かったのだろうか? 前曲に比べると、かなりマトモに聴こえる。 #3はアップテンポな歌ものジャズロック。なかなか超絶なのだが、オールディーズ風の親しみやすい曲。 #4は、まさしく超絶ジャズロック・インストですね。最高です。 ちなみに、この奇妙なタイトルは、クルマのシフトを意味するらしい(Zは2と読む)。

CD化にあたり、オリジナルLPから曲順(#2と#3)が入れ替えられた。

このCDは、2002年春リリースの紙ジャケ・シリーズ。ジャケットは、シングルジャケット。



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