Frank Zappa
[末尾]


Hot Rats (1969)

ソロ名義の2作目で、この時点でバンドThe Mothers Of Inventionは解散している。 本作は、各方面の一流ミュージシャンを集めた、セッション的な作品。 前作のような現代音楽(変態チェンバー)的なアプローチや、大胆なサウンド・コラージュは影を潜めた。 演奏そのものに主眼が置かれ、ブルースに根づいたファンキーなナンバーも楽しめる。 明るく開放的なジャズ・ロックですね(Zappaにしては非常にマトモな作品)。大部分がインストゥルメンタル。

[Track List]

Rykodisc
RCD 10066

Track List : 47.13
  1. Peaches En Regalia 3.39
  2. Willie The Pimp 9.17
  3. Son Of Mr. Green Genes 9.00
  4. Little Umbrellas 3.04
  5. The Gumbo Variations 16.57
  6. It Must Be A Camel 5.17
[Listening Report]

#1はメロディアスなインストで、思わず「蜂ぃのムサシは死んだのさぁ〜」を連想してしまった。 #2は唯一のボーカルナンバー。ブルースに基づくファンク。Captain Beefheart のボーカルとZappaのギターソロが堪能できる。 #3は、Uncle Meat Disc 1 #17のインストゥルメンタル・バージョン。 叙情的なフレーズと、ビッグバンド風のオーケストレーションが圧巻。 パートを変え品を変え、畳み掛けるように展開します。

後半の山場、#5は変拍子抜きのビートに乗って、サックスソロ、ヴァイオリンソロ、ギターソロが次々に展開する、ジャズ・ファンク・ナンバー。序盤は淡々としているが、終盤の加速はやはり盛り上がる。 でも個人的には、このアルバムでは地味な、#4や#6のようなクールなジャズロックに惹かれます。 特に#6はZappaならではの変態的エッセンスが見え隠れして、非常にGoodなのだ。

CDバージョンはオリジナルLPから変更されている。演奏者の差し替えや、演奏時間の大幅な延長が見られる。



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