Frank Zappa & The Mothers Of Invention
[末尾]


We're Only In It For The Money (1967)

前作 Absolutely FreeがBeatlesに盗用された(とZappa本人が主張した)問題に対し、 本作はそのリベンジとして位置づけられる。 タイトル「我々は金銭のためだけに、やっている」は、もちろんBeatlesを指している。 ジャケットは当初、S'gt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandのパクリを予定していたが、 トラブルを恐れたレコード会社が、現状のデザインに差し替えてリリースしている。

[Track List]

videoarts music
VACK-1206

Track List : 39.19
  1. Are You Hung Up ? 1.25
  2. Who Needs The Peace Corps ? 2.34
  3. Concentration Moon 2.22
  4. Mom & Dad 2.16
  5. Telephone Conversation 0.49
  6. Bow Tie Daddy 0.33
  7. Harry, You're A Beast 1.21
  8. What's The Ugliest Part Of Your Body ? 1.03
  9. Absolutely Free 3.24
  10. Flower Punk 3.03
  11. Hot Poop 0.26
  12. Nasal Retentive Calliope Music 2.02
  13. Let's Make The Water Turn Black 2.01
  14. The Idiot Bastard Son 3.18
  15. Lonely Little Girl 1.09
  16. Take Your Clothes Off When You Dance 1.32
  17. What's The Ugliest Part Of Your Body? (Reprise) 1.02
  18. Mother People 2.26
  19. The Chrome Plated Megaphone Of Destiny 6.26
[Listening Report]

能天気なオールディーズ風歌もの(ただし歌詞は辛辣)の断片をつなぎあわせ、 チャットを交えながら展開するノンストップ組曲。 歌中心である一方、インストパートは裏方に回り、Zappaのギターソロもほとんど現れない。
♪What's The Ugliest Part Of Your Body? 鼻?爪先?いえいえ、貴方の心です。 特に#9から#10にかけては複雑さを増し、作品本来の凶暴さを見せてくる。

#12から後半。いきなりテープ操作による、ぐちゃぐちゃノイズが耳を掻き毟る。ピアノやバンド演奏、スクラッチもコラージュされたアヴァンギャルド・トラック。 #13以降は一転してポップなトラックが続く、とはいえ、強烈な音響効果が随所に現れる。#16のようなスタンダード風トラック(これは次回作でも聴ける)や、#8の再演トラック(ただし、混沌の中で訳分からなくなっていく。。。)を経て、#18へ。いかにもプログレ的な変拍子の応酬と、能天気なブルース、叙情的ながら鬱なムードのストリングスが目まぐるしく入れ替わり、突如として静寂へ。。。。。。ジャン!ポロロンピロロン。。。。バタン!ピッピッピィィィィ〜〜ッ、ザワザワ、ガサガサ、ぶぉ〜っ!、わっはっはぁ!わっはっはぁ!チリンチャリン。みたいな曲(クロムめっきの運命のメガホン)で終了。

ジャケットもSt.の、まんまパクリを予定していたが、トラブルを恐れたレコード会社が、現状のデザインに差し替えてリリースしている。 後のCD化バージョンでは、St.パクリジャケットでリリースされたこともあるが、これはリズムセクションを再録音したバージョンであることに注意。

Jacket S'gt.Pepper's Lonely Hearts Club Band version insert


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