Poland The Warsaw Concert (1984)

Tangerine Dream
Jacket back Jacket sample
(Relativity 88561-8045-2)

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作品紹介

前回のPergamonライブと同様に、旧共産圏でのコンサートを敢行、準備の手続きに1年も要したそうである。1983年12月の強烈な気象条件の中、鋼の思想統制の中で初めて聴いたであろうサウンドに、聴衆はどのような思いを描いたのであろうか。
演奏内容は、タンジェリン ドリームの持つテクノロジーの集大成であり、前作Hyperboreaでの手法を1歩も2歩も推し進めたもので、新鮮な驚きに満ちている。発売当時、3曲目Barbakaneの一部「Warsaw In The Sun」が、12"シングルとしてリリースされた。
本作は収録時間上、ディスク1枚に収めるのは不可能だが、何故か不完全収録の1枚物が多く出回っているので、購入にあたっては注意が必要である。3曲目(Barbakane)の演奏時間が13:49になっているものは、不完全版だ。

Edgar Froese : 詳細データなし
Chris Franke : 同上
Johannes Schmoelling : 同上

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収録曲目

disc one : 42:36
  1. Poland 22:37
  2. Tangent 15.55
  3. 4.03
disc two : 39:16
  1. Barbakane 18.04
  2. Horizon 21.12

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曲目紹介

Poland(ポーランド)
Hyperborea収録のSphinx Lightningの別バージョンのようなナンバー。出だしはほとんど同じだが、時間を追う毎に「別の曲」に変わっていく。6:00頃に現われる超高速タップダンスのようなリズムが圧巻(PrinceのJoint 2 Joint/Emancipationでも聴ける)。エンディングは、シンセの持続音が鳴りながらフェイドアウト。
Tangent(タンジェント/正接)
1曲目のエンディングがフェイドインして始まる。もともと、この2曲は続いていたのでしょうね? 後日、このツアーのライブビデオを見ることができたが、ビンゴ。やっぱり続いていました。 最新版のCDでは、どうなっているか判らないが、自分で作るから、まぁ良いです。 序盤の、もの悲しくとも扇情的なメロディが良いです。 以降の演奏内容はややルーズで、本作では地味なトラックになってしまっている。 途中で一旦終了し、続いて短い曲が2曲演奏されます。
Barbakane(中世の城などの周囲の砦)
変則的なリズムの一風変わった曲で、9:14、消え入るように終わりかけます。ここからが「Warsaw In The Sun」。ポジティブなメロディーの力強いテクノナンバーで、圧倒的な存在感がありますね。14:12、続いて演奏されるパートは南国のビーチのようなイメージで、やはり変則的なリズムを駆使します。
Horizon(地平線)
ズバリ、このアルバムのベストトラックですね。前半の優雅なシーケンサー・フレーズとメロディの重なり合い、中間のブレイクをはさんで、終盤の猛烈なエネルギーが爆発するような盛り上がりは、「この世に思い残すことはないぜぇ」(我が生涯に一片の悔いなし)的でもあります。

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Poland
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