Encore (1977)

Tangerine Dream
Jacket sample Jacket back
(Virgin 7243 8 39443 23)

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作品紹介

1977年アメリカツアーを収録したライブ盤。収録場所はLA(the Greek Theatre)とニューヨーク(the Avery Fisher Hall)。コンサートにおいては、大掛かりなレーザーショウも行われたそうである。収録曲は一応新曲ながら、過去の作品のハイライトがいくつか演奏され、ベスト盤的な楽しみ方もできる。サウンドは、前回のライブRicochetに比べると、テクノポップ的な要素が強くなった。

本作でピーター・バウマンが脱退し、流動期に入る。

Edgar Froese:
Gibson Les Paul custom guitars,Twinkeybord Mellotron mark V,Steinway grand piano,Oberheim four voice polyphonic synthesizer,ARP omni string synthesizer,ARP digital soloist synthesizer,P.P.G. synthesizer,Moog modular synthesizer and Projekt electronic time control system
Chris Franke:
Moog modular synthesizer,Projekt electronic sequencer,Computerstudio digital sequencer,Mellotron M.400,ARP soloist synthesizer,Elka string synthesizer,Oberheim sequencer,Oberheim eight voice polyphonic synthesizer and Electronic percussion
Peter Baumann:
Projekt electronic modular synthesizer,Projekt electronic sequencer,Fender Rhodes piano,ARP soloist synthesizer,Mellotron M.400,EMS vocoder with AKG micro C414 and Elka string synthesizer

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収録曲目

Track Time Title
1 16:23 Cherokee Lane
2 19:36 Monolight
3 17:39 Coldwater Canyon
4 17:36 Desert Dream
Total 71:16

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曲目紹介

Cherokee Lane(チェロキー通り)
ごぉ〜っという効果音で始まり、ふんだんな変拍子を使ったシーケンサにメロトロン、シンセにフルート(メロトロンと思われる)が絡む、王道的な曲。途中、10分頃に「Ricochet Part 1」からの変奏、12分頃に「Betrayal (Sorcerer Theme)」の引用がある。ラスト、フルート(メロトロン)のリフでなぜか観客が沸きます。
Monolight(単一光)
ピアノソロでスタートするが、音質が悪く、ヒスノイズがざわめいている。まもなく「Ricochet Part 2」からの引用があり、ノイジーなパーカッションにかき消されていく。ここで聞こえるシンセ・効果音は、後のアルバムでも聞くことができる。続くパートは、明るいテクノポップ(引用かどうかは分からない)。再びノイズにかき消されて、アップテンポなテクノへ。12:30頃に「Stratosfear」の主題が演奏される。ラストのピアノは、「Invisible Limits」エンディングからの引用だ。
Coldwater Canyon(冷水峡谷)
ストリングスシンセをオーケストラヒットのように使うイントロが印象的である。この奏法は、後のアルバムでも聞くことができる。フローゼのエレクトリック・ギターソロと一貫して流れるリズムマシンとの掛け合いが見事な名演だ。序盤は少々ダサいけど、しばらくすると、のめり込めることうけあい。
Desert Dream(砂漠の夢)
「Zeit」を連想させる効果音のような混沌としたパートと、叙情的なキーボード演奏が、代わる代わる現れる曲。最後の最後でテクノビートが披露される。企画盤「Antique Dreams」収録の「Oedipus Tyrannus Overture」(1974)を拡張したトラックであることが分かった。

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音質評価

いかにもライブ収録といった感じで、ダイナミックレンジが狭く、ざらっとした感触ですね。前回のライブ盤、Ricochetの音質が非常に良かったので、本作は「並み」という印象です。
従来盤は曲間、オーディエンスの歓声がいちいちフェイドアウト・フェイドインされていたが、SBM版ではひとつながりになった。

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ジャケットについて

従来版CD。もはやコメントのしようが無いくらい、無茶なトリミングである。

SBM版。こちらは表紙のみ及第点。

SBM版の裏表紙。写真部分のみのトリミング掲載で、目障りな文字列やマークがべたべたと(抹消済み)。オリジナル見開きを以下に掲載(画質は非常に悪いです)。ここにもジェロームの写真が掲載されているそうだが、確認不能。

original inner

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Encore
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