Extended Versions 1984
Prince and the Revolution

アルバム「Purple Rain」にて発表されたエクステンデッド・バージョンを紹介します。曲そのもののレビューは省略します。未CD化音源についてはアナログ盤を探すか、ブートCDなどで聴くほかありません。

Let's Go Crazy | Erotic City | I Would Die 4 U | Another Lonely Christmas | God inst | CD Singles | 末尾


Let's Go Crazy / Extended Version (Aug 29, '84)

アルバムの冒頭を飾るナンバーで、No.1ヒット曲。このバージョンは映画 Purple Rain のライブシーンで、ほぼ全編流れる。

スタートして暫くはアルバムと同一だが、突如としてトリッキーなグルーヴの「間奏」が始まる。構成は、間奏1回目、短編ボーカルパート、間奏2回目となり、アルバムバージョンの終盤へとつながる。2回の間奏は全くの別アレンジで、やはりここが聴き所。一旦これを聴いてしまうと、アルバムバージョンでは明らかに物足りなくなってしまう。 このバージョンは Special Dance Mix とも呼ばれる(らしい)。

7:37
CD Single 有り

Erotic City (Aug 29, '84)

Let's Go Crazy のB-Side。 これほどの曲がB-Sideとは、なんとも贅沢だ。 印象的なベースに歯切れのよいビートが加わり、カミール声(テープのピッチを変えて録音されたボーカル)も炸裂する、 エレクトロニック・ファンクナンバー。実際、シーラEのライブやLoveSexyツアーの冒頭で演奏される程の人気曲である。

The Hits/The B-Sides 収録曲は短縮バージョン。

7:23
CD Single 有り

God / Instrumental (Sept '84)

Purple Rain のB-side。ボーカル入りバージョンとは全く異なる、ムード音楽風のインスト・ナンバー。 映画 Purple Rain では、アポロニアとのラブシーンで流れている。Love Theme とも呼ばれる。

The Hits/The B-Sides 収録曲は、ボーカル入りバージョン。

7:46
未CD化

I Would Die 4 U (Dec 19, '84)

このバージョンはリハーサル・ジャムを収録したもので、アルバムとは全くの別バージョン。プロモーション・ビデオでは、こちらの形態が使われている。このジャムは全長30分に及ぶそうで、シングルには最初の10分だけが収録されたとのこと。 2001年、遂にブート化され、続きのパートを聴くことができたが、元曲のイメージに捕らわれないインスト・ジャム大会。 (終了前に切れていて、結末は未聴。)
One, Two, Three, Huh, ... ちゃらん、みよーーん(レゾナンスたっぷりのシンセ)、、、One, Two, Three, Huh, Oo! I Would, Die 4, U ! .... Wendy, Mico, Lisa, .... で開始。シーラEによる、壮絶なスティール・ドラム・ソロが圧巻だ。

10:12
CD Single 有り

Another Lonely Christmas / US Remix (Dec 19, '84)

I Would Die 4 U のB-side。恋人と死別した男性が過ごす、孤独なクリスマスを歌った作品。プリンスのシャウトするようなボーカルが、やりきれない思いを噴出させるよう。ストーリーはフィクションとのこと。この曲もB-sideでは勿体無い名曲。 US Remixとクレジットされるが、こちらが完全版と思われる。エンディングのシンセサイザ演奏が美しく、絶品。

The Hits/The B-Sides 収録曲は短縮バージョン。やはりエンディングが物足りない。 この曲はプロモ盤のみのコンピレーションCDに収録されたことがあるそうだが、詳細不明。

6:52
未CD化

Title
Jacket

Review記事、入手性などについて

Time(参考値)
CD化状況

CD Singles

Let's Go Crazy

  1. Let's Go Crazy (Extended Version) 7.37
  2. Take Me With U 3.54
オフィシャルCDシングル。国内のショップでは滅多に見かけなくなったが、廃盤ではないらしく、通販ならば入手できるかも。トラック2はアルバムと同一で、音源としての魅力はない。

total time : 11.32
921 187-2

Erotic City / I Would Die 4 U

  1. Erotic City (Dance Mix) 7.26
  2. I Would Die 4 U (Ext. Vers.) 10.20
オフィシャルCDシングル。国内のショップでは滅多に見かけなくなったが、廃盤ではないらしく、通販ならば入手できるかも。両トラックともアルバム未収録で、音源としての魅力が高い。なお、アルバム「Purple Rain」からのCDシングルはもう1種類存在する。「When Doves Cry / Purple Rain」のカップリングだが、どちらもアルバムバージョンなので未入手。

total time : 17.46
921 185-2

上記のリリースは、全てWarner Bros.から。アルバム未収録(The Hits/The B-Sides収録)ナンバーは、以下のものがあるが、12inchバージョンの存在は確認していない。

  1. 17 Days - B-side of When Doves Cry
  2. God (vocal version) - B-side of Purple Rain
アルバム「Purple Rain」は当初、B-side曲を含む2枚組みの構想だったらしい。実際、現アルバム収録曲の大半に「完全版」というべきロングバージョンが存在し、アルバム化にあたって編集されたり、メドレーとして再構成されている。以下の曲は、ブートながらロングバージョンを聴くことができる(音質は劣るが)。そして、全曲完全版でアルバムを構成すると、かなりの長時間になることが分かる。
Take Me With U
エンディングのインストが少し長いバージョンあり。プロモーションビデオは別バージョンで、ライブテイクを使用してるようだ。
The Beautiful Ones
歌が長いバージョンあり。
Computer Blue
オリジナルは11分を超える大作。最初のボーカルが2コーラスある。後半はビートがそのまま続き、ウエンディ&リサの掛け合いや、ヘヴィーなギターが延々と続き、11分間引っ張り続ける。なお、Computer Blueを若干編集し、Darling Nikkiをつなげた11分のバージョンもある。アルバムは、これを更に短縮したもの。
Darling Nikki
デモテイクかもしれないが、いくつかのバージョンが存在する。
I Would Die 4 U
アルバムではBaby I'm A Starにノンストップで展開するが、ここでは間奏が入り、再びI Would Die 4 U....のコーラスに戻ってフェイドアウトする。
Baby I'm A Star
アルバムより長い。
筆者は12inch盤を所有していないので、アナログ・ジャケット画像は「プリンス全曲解説」(シンコー・ミュージック)から転載しました。参考程度と捉えてください。またバージョン名もあやふやなので、アドバイスいただければ幸いです。


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