Prince and the Revolution / Sheila E
[末尾]


Purple Finale (2000)


パープルレイン・ツアー最終日(1985/04/07 Orange Bowl, Miami, FL)のサウンドボード音源が、海賊盤ながらついにリリースされた。前座のシーラ・Eのセットも収録。演奏内容は文句無し、音質も部分的には「オフィシャルと遜色ない」と言えるが、所詮ブートかなぁ。ケチをつけるべき点は多数ある。オフィシャルビデオ(Prince & the Revolution LiveやLive Romance 1600)をお持ちでないなら、そちらの入手が先でしょう。

[Track List]

ThunderBall
TB 126/27/28

Disc 1 : SHEILA E set 72.20
  1. Shortberry Strawcake 4.46
  2. The Bell Of St. Mark 5.05
  3. Oliver`s House 13.04
  4. Next Time Wipe The Lipstick Off Your Color 4.08
  5. Erotic City(W/ Prince) 6.44
  6. The Glamorous Life 8.10
  7. The Glamorous Life (continued) 3.32

  8. Sister Fate 3.13
  9. Toy Box 4.26
  10. A Love Bizarre 10.43
  11. Girls & Boys 3.33
  12. Holly Rock 4.56
[next]
Disc 2 : 71.47
  1. Let`s Go Crazy 5.58
  2. Delirious 2.45
  3. 1999 5.44
  4. Little Red Corvette 4.00
  5. Take Me With U 4.07
  6. Interlude 5.25
  7. Do, Me Baby 1.58
  8. Irresistible Bitch 2.06
  9. Possesed 3.17
  10. How Come U Don`t Call Me Anymore? 6.37
  11. Temptation 2.24
  12. Let`s Pretend We`re Married 3.00
  13. International Lover 1.54
  14. God 7.40
  15. Computer Blue 4.30
  16. Darling Nikki 3.59
  17. The Beautiful Ones 6.23
Disc 3 : 70.55
  1. When Doves Cry 8.13
  2. I Would Die 4 U 3.14
  3. Baby I`m A Star 13.24
  4. Purple Rain 19.52

  5. Africa Talks 2 U 6.39
  6. Erotic City 3.40
  7. Mutiny 3.57
  8. Red House 5.05
  9. Give IT Up Or Turn It Loose 6.51
[Listening Report]
Bonus Tracks :

Disc 1 Track 8-10 :
Sheila E Warfield Theater 8 March 1986 With Prince
Disc 1 Track 11-12 :
Sheila E & Prince First Ave 25 October 1984
Disc 3 Track 5-9 :
Club Gig Detroit November 1984

[about bonus tracks]

Disc 1、唐突にカットインで始まり「ああ、またか。。」と落胆するが、元気いっぱいのシーラ・Eセットはレア度が高く、これを聴けただけでも満足である。時々だが、チリチリとノイズが出る(以降のDiscも同様)。Disc 2もカットイン気味に始まる。PAから流されたイントロは収録されず、いきなりLet`s Go Crazyの導入部だ。おなじみのセットだが、Irresistible Bitchはオフィシャル・バージョンである(いつものファンク・バージョンではない)。Temptationは新曲ということになるが、ほんの少し演奏されるだけ。GodからComputer Blueへのつなぎは、フェイドアウト・インで切れている(ガックリ;)。しかも、間が少し抜けているみたい。ここから音質が悪化し、音の乱れが目立つ。おそらくマスターがグシャグシャに傷んでいるのだろう(暫くすると回復)。The Beautiful OnesからWhen Doves Cryは、本来タイトなメドレーだが、なぜかDiscをまたいで収録されている。The Beautiful Onesは盛り上がってきた頃から段々ボリュームが下がっていき、完奏前にフェイドアウト。Disc 3はWhen Doves Cryイントロのギター音でフェイドイン。メドレーを切られるだけでも腹が立つのに、カットまで有るとは、駄目駄目じゃん。I Would Die 4 Uもイントロが切れている。後に続く長大なBaby I`m A StarとPurple Rainに浸って、不満解消するしかない。

同日の公演は、Thunderball以外の他レーベルからもリリースされている。筆者はいずれも未聴だが、分かる範囲で紹介する。

Vague版 : I DON`T KNOW WHEN`S THE RETURN 3CD
「Computer Blue」の導入部に音切れを伴うカットあり。他にも細かい音切れが何箇所か有るらしい。しかし、Let`s Go Crazyの前にPAから流されたイントロが収録されているそうだし、何と言ってもThe Beautiful OnesからWhen Doves Cryのメドレーがカット無しで収録されているとのこと。
SABOTAGE版 : PARPLE RAIN TOUR FINALE 2CD
本作では、まずプリンスのライブが収録され、ボーナストラックという形でシーラ・Eセットが収録される。PAからのイントロも収録。ただ、2CDに収めるために、肝心(笑)のシーラ・Eセットから「Oliver`s House」がカットされている。The Beautiful OnesからWhen Doves CryのメドレーはThunderball同様にディスクをまたいでいる

現時点でリリースされている盤は、いずれも何らかの欠点を含むので、この日のブートに「決定版」は無い、と言える。コンプリートに近いという意味では、Vague版がベストかもしれない。

Thunderball版ボーナストラックについて)
Disc 1のシーラ・E公演はオフィシャルビデオ「Live Romance 1600」からのコピー(サウンドボードは当たり前)だが、ダイナミックレンジが狭く、音質は今一つ。最後の2曲は低音質。Disc 3は「The Jam」というブートからのコピーだそうで、音質も所詮ブートである。初めて聴く方にとっては有り難い音源だが、全般にオマケ程度と捉えた方が良い。近年のThunderball作品は、本編を削ってボーナストラックを詰め込むような編集が目立ち、更に相次ぐディスクのロット不良など、かつての名門ブートレーベルのイメージは大きく崩れている。


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