Shepherd's Symphony (1997)

Popol Vuh
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(Mystic Records MYS CD 114)

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作品紹介

本作「羊飼いの交響曲」は25作目のアルバムだそうで、前作同様、テクノ指向である。もちろんハードコア・テクノではなく、いくぶん叙情的で楽天的だ。タイトルに反して、シンフォニックな展開は、ほとんど聞かれない。サウンドの要は引き続き、ギド・ヒエロニムスが握っているようだ。 エスニックなヴォイスが随所に挿入されているが、前作のような専任ボーカリストは居ないので、サンプリングを使っているのだろう。サウンド的なアプローチは、Deep Forest、姫神の近作、Enigmaに近いと言えるが、特にDeep Forestに似ている。

POPOL VUH : Florian Fricke, Frank Fielder, Guido Hieronymus

この作品は、国内盤で発売されている。価格相場は輸入盤を含めて2500円前後だが、新宿disc unionプログレ中古コーナーで税別1200円だったので、手を打った。個人的には良い買い物だったと思っている。

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収録曲目

Track Time Title
1 6:09 Shepherds of the future
2 6:00 Short visit to the great sorcerer
3 8:30 Wild vine
4 4:14 Shepherd's dream
5 8:21 Eternal love
6 6:22 Dance of the Menads
7 5:02 Yes
Total 44:38

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曲目紹介

Shepherds of the future(未来の羊飼い)
軽快で美しいトランス・テクノ・ナンバーで、個人的には気に入っています。時折入る、エキゾティックな女声ヴォイスが良い味わいを出している。なお、「Shepherd」は指導者、牧師の意味もあるが、邦題に合わせて「羊飼い」とした。
Short visit to the great sorcerer(偉大な魔法使いへの急な訪問)
前トラックよりも更にエスニック指向が強く、明るい雰囲気に仕上がっている。
Wild vine(野生のつる植物)
途中、コーランの一節(あるいは中央アジアの民謡か?)と思われるサンプル・ヴォイスが入るが、見事にテクノビートと溶け合っている。コーランと言えば、ホルガー・シューカイのペルシアン・ラブやイーノ&バーンのブッシュ・オブ・ゴーストが有名ですね。
Shepherd's dream(羊飼いの夢)
唯一、ノンビートのナンバーで、例のコーラン(民謡)が終始フィーチャーされる。
Eternal love(永遠の愛)
ここまでの曲と関連性があるようで、だからシンフォニーなのかな?
Dance of the Menads(メナドスの踊り)
エスニックでかっこいいダンストラック。ところで、メナドスって何でしょう?
Yes(はい)
ギド・ヒエロニムスのペンなる曲。少しだけファンキー。見事なエスニック・ヴォーカル・コラージュです。

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ジャケットについて

ポートレイト写真を取り込んだ画素の粗いグラフィックスのようなもので、チープである。バックに見える物は旧式のシンセサイザ・モジュールか、それとも石碑か??
見開きには解説文(もちろん英語)が、びっしりと掲載されている。

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Shepherd's Symphony
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