Psychonavigation 1 - 5
Pete Namlook & Bill Laswell

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Psychonavigation (1994/04/25)

GONG(デヴィッド・アレン)とのつながりもあるジャズ・ベーシストの鬼才、ビルラ・ズウェルとの共演作品。

PW13 - total time : 70.23


全体的に、リバーブの深い電子音響を駆使した、カオス&コズミック系。 #1の導入部はコズミックな電子ノイズで、いわば Tangerine Dream / Zeit の子孫のようなものと考えてよい。次第にハウス・ビートが出入りして、ラズウェルの名物ベースが、ぶぃん!ぶぃん!と唸る(基本的に同リフの繰り返し)。そして電子音にかき消され、神秘的なシーンと交錯しながら、冥想的に続いていく。
怪しげな演説の聞こえる#2は、全編、アヴァンギャルドな電子ノイズ。コズミックな、ぐにょぐにょシンセ。
#3も、スタートはカオスだが、荘厳で美しいストリング・シンセに移り変わる。 時折、控え目なビート&ベースも加わるアンビエント。 アルバム終盤で、ようやく光が見えるような構成だが、全ては闇に帰っていく。
  1. Psychic and UFO Revelations in the Last Days 38.46
  2. Angel Tech 10.17
  3. Black Dawn 21.22


Psychonavigation 2 (1995/11/20)

2ndアルバム。このCDは、不思議なほど長期間、都内のCDショップで見つけることができた。入手し難い他作品とは、あまりに対照的だった。

PW24 - total time :


#1は、美しいシンセ音のリフレインで始まるが、意外にダークなアンビエントだったりする。#2は更にアヴァンギャルドな電子ノイズ系アンビエント。#3で初めてリズムトラックが加わり、お得意「ぶぃんぶぃん」ベースも炸裂。やはり、これがベストトラックですね。#4は、静かな電子ノイズ系アンビエント。#5は、エスニックな変態リズムの入る短編。
  1. Under Heaven 15.16
  2. Blue Shift 13.13
  3. The Fate of Energy 9.39
  4. The Hell of the Same 14.14
  5. Infinium 1.47


Psychonavigation 3 (1997/02/17)

このアルバムは、ほとんど国内上陸しなかったのか、運が悪かったのか、店頭では一度も見かけたことがない。 海外通販やオークションでも、ほとんど見かけることがないレア品だが、内容はおそらくシリーズ最高作。

PW33 - total time : 63.45


#1は定番的な持続音シンセが重なり合う、冥想的アンビエント。 これに対し、#2は単音シンセによる冥想的アンビエント。 #3は空ろなシンセのミニマル・リフレインに、儚く美しいコズミックサウンドが絡み合う。 後半で登場するパーカッション・シンセの入り具合も絶妙。 間違いなくシリーズ最高のトラックと思う。 #4は、起承転結のあるシンフォ作。ミステリアスなイントロに導かれて、演説のようなサウンドコラージュ。 そしてリズム隊は軽い「ぶぃんぶぃん」ベースを従えて、叙情的なリフレイン。こちらは親しみやすいトラックになっている。 #6は#3の再現。 #7は sixty seconds to lights out と喋って延々無音。3分後に、かろうじて電子ノイズが聞こえる。かすかに何かがカランカラン鳴っている。ちなみにこの曲の演奏時間は1分とクレジットされています。
  1. Telepathy I 15.31
  2. Trautoniolo 4.02
  3. Mind Tranceference Control 16.24
  4. Mind Over Energy 12.56
  5. Vocal PSI 2.56
  6. Telepathy II 4.52
  7. Lights Out 7.04 (1.00)


Psychonavigation 4 (1999/04/06)

初期作品に比べると、ずいぶん聴きやすくなった。逆に、ジャケットアートはプアになっている。

PW40 - total time : 55.08


#1はNamlookお得意の、跳ね回るような電子音で始まる、軽快なダンストラック。メロディもはっきりしていて、ポップなナンバー。多少軟弱っぽく聞こえるが、順当な作品だろう。 #2は、Sultanに匹敵するエスニック作品。5連譜くらいのパーカッションが、ガンガン出てくる。途中ではいる演説は何と言ってるのだろう?後半のシリアスな掛け合いは、見事というほかない。 #3も軽快なダンストラックで、お得意ベースと、叙情的なフレーズが交錯する。中間部の轟音ノイズと、強烈なブレイクが圧巻ですね。 #4はアンビエント。ほとんど単音だけが続くが、時間を追うごとに、明るく快いサウンド、ダークでヘヴィなサウンドと、位相的に変化する。
  1. Arena 12.29
  2. Samira 7.39
  3. ENTIB 2060 17.26
  4. Good and Bad 17.34


Psychonavigation 5 (18 March 2002)

これまでのシリーズ作とは趣が異なり、むしろSYN IIへの伏線のような位置づけかも。一部を除いてメロディらしいものはなく、持続音、サウンドコラージュ、入り組んでいるがアンビエントなビートで構成される、トランシーな作品。

PW45 - total time : 51.47


#1から、不思議な音色のビートと効果音の組み合わせ。#2-#5は32分を越えるハイライトで、持続音から始まり、複雑だが控え目なビートをバックに、効果音、銅鑼の音、演説、足音などが次々にコラージュされていく。1箇所、Pink Floyd / The Dark Side Of The Moon / On The Run 一節を思わせる効果音あり。#4は、前半に哀愁っぽいリフレインがある。
一時期の跳ね回るような電子音ビートや、イージーリスニング四つ打ちビートなどは、鳴りを潜めたみたい。ぶぃんぶぃんベースも聞こえてこない。
  1. The Catalyst 7.22
  2. Cryosleep
    Part 1 - Preparation 10.33
  3. Part 2 - Running into a Dream 5.39
  4. Part 3 - Holy Man 8.50
  5. Part 4 - Alien Particles 7.35
  6. Life Eternal 11.43



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