Outland 1 - 5
Pete Namlook & Bill Laswell

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Outland (1994/02/20)

GONG(デヴィッド・アレン)とのつながりもあるジャズ・ベーシスト、ビルラ・ズウェルとの共演作品。本シリーズは、エスニックなトータルアルバム・コンセプトを打ち出したもの。本作はモンゴル現地録音をサンプルした、異形のアンビエント。

Special Thanks to : Klaus Schulze
PW19 - total time : 62.00


モンゴル現地録音の「ホーミー」や「お経」のような効果音と電子音が組み合わさり、不気味なスタートである。サウンド編成を少しづつ変遷しながら、荘厳に、あるいは淡々と続いていく。はっきり言って、どこか変で退屈な曲である。丁度真ん中辺で、シンセサイザ・リズムによる奇妙なビートが入り、10分ほどのクライマックス。その後、何故か滝廉太郎の「荒城の月」がワンコーラスだけ演奏される。これも、やっぱり変。残りは前半と同じような感じで、最後まで。クラウス・シュルツェも関与した、とても不思議なアンビエントだ。
  1. From the Earth to the Ceiling 62.00


Outland 2 (1996/04/09)

本作から、アフリカにターゲットを移す。起伏のある、ドラマティックな組曲。

PW28 - total time : 59.20


#1-2は空ろで荒涼としたアンビエント。暗闇の大自然にて、何物かの気配を感じるような曲。後半になって、民族音楽のサンプルがコラージュされるが、リバーブが深く、夢想的である。#3は、胡弓か何かで奏でられる悲しいメロディに乗って、ダンスビートが現れる。もちろんお得意ベースも「ぶぃんぶぃん」鳴る。次第に冥想的なアンビエントに移り、#4へと続く。重厚なシンセに、パーカッション・ミニマルが出入りする。#5は#4の延長だが、高速ビートが静かに疾走する。#6では再び、空ろなアンビエントに帰っていく。
  1. African Virus (Electronic Sonata with a Cold Loved by Nature)
    Part l-Vl (9:30, 9:28, 18:09, 5:48, 6:08, 10:15)


Outland 3 (1998/04/20)

これまで以上に、リズムを前面に出した作品。あまりアンビエント的ではない。

PW37 - total time :


#1は、跳ね回るような電子音と、サンプリングされたフレーズ、「ぶぃんぶぃん」ベースも炸裂するトランステクノ。 #2では、アフリカンドラムのループが特徴。 #3はシンプルなシンセベース・シーケンスに乗ったミディアムテンポの作品。Tangerine Dream / Sorcerer O.S.T. の頃に近いサウンド。 そういえば、似通ったタイトルの曲があったなぁ。 Pilots Of 〜でしたっけ。 #4は最初、エレクトリックなストリングスが、ギィーッと鳴っているが、以降は#2の手法をアップテンポにした作品。なかなか渋くてカッコイイです。
  1. Definition of Life 14.13
  2. The Question of Containment 20.44
  3. Keeper of the Purple Twilight 11.47
  4. DSTC 7.47


Outland 4 (2000/02/05)

各曲の演奏時間は短くなっているが、トータル・アルバムとして構成される。 やはりアフリカ指向だが、ファンキーな一面も現れている。

PW43 - total time : 50.25


イントロはアフリカの荒涼とした大草原、砂漠よりも生命感のあるイメージだ。 そしてミディアムテンポのエレクトロニック・ビートと、ファンキーなブインブイン・ベースの競演。 リズミカルなパートとドローンがダブのように入れ替わり展開する。 いくつかのサンプリングやボーカルコーラスを加える#6が山場。 ラストは趣を変えて、重厚でシリアスなドローン。 メドレーのようにシーンが移り変わってゆく。
  1. The Old World 5.15
  2. East Meets West 2.57
  3. Our Small Blue World 4.52
  4. Bella Prime 4.55
  5. Physical Transformation 4.40
  6. African Dub 9.14
  7. East Leaves West 6.26
  8. DSPill 12.06


Outland 5 (2007/03/21)

dtsサウンド導入を機に、7年ぶりにシリーズ再開した意欲作(Psychonavigation 5 からは5年ぶり)。 今回は、どちらかというと無国籍なサウンドになった。

PW51 - total time : 57.29


導入部こそインダストリアルなノイズだが、すぐに表情を変える。 繊細なエレクトリックギターとシンセによる、きらびやかで漂うよなアンビエント・アンサンブル。 シリーズとしては異例なくらい、優しく包み込むサウンドだ。 #2以降は十八番のファンキー・ブインブイン・ベース。 垢抜けた感じはするが、#3では壊れたシーケンスに移り変わり、#4でも更に姿を変えていく。 ラストはドローン組曲で、中間部に現れる重厚なオルガンが印象的。 前作のエンディングにも通じる構成になっている。
  1. Outland Exploration 10.45
  2. An Intelligent Force 6.34
  3. Object Approaching 8.51
  4. n-Dimensional 17.44
  5. The Origin 13.35



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Outland 5

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関連盤 :
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