Namlook ・ Le Mar
Pete Namlook & Gabriel Le Mar

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Pete Namlook & Gabriel Le Mar
Namlook ・ Le Mar (2009-02-02)

PK08/187 - total time : 54.47


  1. Clapham Acidflow 6.39
  2. Springtimer 11.03
  3. Deepa 9.07
  4. In Time 7.38
  5. Jetzt 6.37
  6. Flow 13.36

メインレーベルでは、久しぶりの新規コラボレーション作品。 Gabriel Le Mar(本名)はドイツで活動するテクノ作家であり、1990年代中頃から多くの作品をリリースし続けている。 Pascal F.E.O.S. (Hearts Of Space) との縁により、このコラボが実現したとクレジットされている。

本作は、色々なスタイルの演奏を集めたコンピレーション的作品だ。 過激なアプローチは取らず、親しみやすい仕上がりなので、安心してお薦めできる。 アルバムとして、やや散漫な印象はあるのだが。

#1と#2はリズミカルな聴きやすいテクノ作品。 #1では、バチバチと鳴るノイズが気になるが、これは意図的なもの。 #2は、哀愁エレクトリック・ギターが冴える名演である。

#3は、ストリング・シンセ隊の単音ドローンが寄せては返す、スケールの大きなアンビエント。 明朗で爽やかな景色を観せてくれる。

#4は流れ込むようなシーケンスと重厚なシンセ音でスタート。 クリック音のようなリズム隊とシンセベース、そして Move D-Namlook シリーズでも定番の「レール軋み音」。 流れてくるフレーズは初期のアンビエント作品を思わせる、懐かしさを感じるものになっている。

さて問題の#5である。 このアルバムを散漫と感じさせる要因の、玩具っぽいトランステクノ。 これも初期のハートコアテクノ・スタイルに通じている。 KRAFTWERK のアルバム Computer World(特にNumbersという曲)を聴いているような感覚に近い。

#6は#3の別バージョンで、より重厚で深みのあるサウンドになっている。 メタリックな響きもあり、こちらは人工的な感じがする。

やはりアルバムとしての整合性を求めるなら、さしあたって#6と#5を入れ替えて(さらに、#5に入る前に若干のタイムラグを設けて)聴くのが良さそうだ。



Namlook - Le Mar

FAX +49-69/450464

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