Namlook I - V
Pete Namlook

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Namlook (1993/07/12)

Live at XS, Frankfurt on May 31st, 1993
Namlookシリーズはレーベルを代表する作品群で、 本編以外にも Seasons Greetings, Atom が発表されている。 本作はシリーズの原点というべき名作。 ライブレコーディングであり、事前の作曲やコンセプト設定を行っていない、とクレジットされている。 Ludwig Rehberg (The Putney) 参加。

PK08/78 - total time : 69.09


「宇宙飛行士」と題された長編インプロビゼーション。 曲の大半で、メロディらしいものは無い。 風の音を模したノイズと電子音響の導入部だけで7分間。 そしてアップテンポなリズムセクションが静かに流れ込んでくる。 ドラムマシンなどは使用せず、やや変態的な発振音が弾けるように飛び回る。 時には、風の音などノイズにかき消され静寂に包まれるが、 それでも何かが起きそうなスピード感と緊張感がある。 一方、たまに加わるストリング・シンセは叙情的で、ホッとすることも。 Namlookの原点ともいえるアグレッシブかつ冥想的な演奏で、70分近い大曲を一気に聴けてしまう。
  1. Astrogator 69.09


Namlook II (1993/12/06)

Live at Melkweg, Amsterdam on October 31st, 1993 from 1.55 am to 3.09 am
ライブレコーディング。 基本的に前作の延長だが、跳ね回るようなビートの応酬は、中期作品群を予感させられる。 前作よりも、ややリラックスした雰囲気である。

PK08/84 - total time : 73.57


冒頭から風の擬音とグニョグニョ電子音。 演説やらラジオのサンプル?もあって、ゆっくりと動き出す。 リズムサウンドは前作の応用形。 しかし、再び電子音やチャットに戻ったりで、のんびりしてるなぁ。 開始から約18分30秒経過し、リズムが加速しはじめた頃からが、本作の聴き所(ここまではイントロですかね)。 不思議な変拍子ブレークビーツがクールに鳴り響き、そして主題のリフレインが少しづつ構成されていく。 そしてアンビエント・シンセや小休止を挟みながら、起伏のある展開となる。 残り50分、じっくりとお楽しみ下さい。
  1. The Dutch Side of the Milky Way 73.57


Namlook III (1994/04/15)

Namlookシリーズ初期の問題作。 本作はライブレコーディングとのクレジットは無く、使用機材(EMS Synti AKS, Roland TR606)の記載にとどまる。 Ludwig Rehberg が参加。 全編、グニョグニョした電子音がチャットするような感じで、メロディらしいものは皆無。 ジャケットは目や口が浮き出て、意外に不気味である。 EMusic提供のMP3ファイルを試聴。

PK08/88 - total time : 63.01


9パートから成る本作は、ホワイトノイズと発振音でスタート。 ガマガエルがゲコゲコ鳴くようなリフレインが淡々と続いていく。 #2では奇妙で周期的な発振音がブォン・ブォンとスピーカーを揺らす。 #3や#4もサイン波系の電子音がグニョグニョ・ピロピロ唸っている。 #6以降は音程感の希薄なシーケンスが代わる代わる登場。 ラストはリズムトラックを軽く加えて加速。 やはりレーベルにおいても異形の作品といえるだろう。
  1. Aliens in My Suitcase 63.00
    Intruder 1-9 (9:04, 8:44, 6.47, 5:32, 6:34, 2:24, 7:14, 8:44, 7:53)


Namlook IV (1994/05/13)

Live in San Francisco March 27th, 1994 from 1.30 am to 2.20 am
再びライブレコーディングによる4作目。 「失くした220V電源、セッティング中に落下させ壊してしまったVCS Synthi 他に捧げる」 とクレジットされている。 Jonah Sharp とMixmaster Morris が参加。 演奏時間は短めで、コンパクトで聴きやすい作品。

PK08/89 - total time : 46.44


冒頭からシンセがブォーッと鳴って、暫らくは風の擬音が続くばかり。 かすかにチャットが聞こえたり、サンスランシスコがどうのこうのと喋ったり、シンセがウニョっと鳴る程度。 8:40を過ぎて、やっと曲が動きはじめる。 叙情的なストリングシンセに導かれて、ゆったりとしたグラウンドビート。 リズム系はカシャカシャしたループ(時にはリバース)、クリック音のようなバスドラ、そしてダブを思わせるブレイクが入ってくる。 時折、緩衝楽章を挟むものの、だいたい最後まで同じような展開が、淡々と続く。 終盤では、太いシンセソロを加えて、強制的に盛り上げます。
  1. Power Supply 46.44


Namlook V (1994/06/20)

Live at Wembley, London on April 10th, 1994 from 1.30 am to 2.40 am
ライブレコーディングによる5作目。 Ludwig Rehberg, Charles Uzzell-Edwards, Mixmaster Morris が参加。

PK08/90 - total time : 62.18


満天の星空を見上げるような、クールな主題に導かれ、アンビエント・シンセサイザ群がゆったりと流れる。 そして時折ハウスビートが出入りして緩急をつける。 序盤はきらびやかで美しく、時間を追うごとに翳りのある冥想的な雰囲気へと移っていく。 平和なムードのアンビエントだ。
  1. Reality 62.18



Namlook inner
Namlook



Namlook II inner
Namlook II



Namlook III inner
Namlook III



Namlook IV inner
Namlook IV



Namlook V inner
Namlook V

FAX +49-69/450464
関連盤 :
Seasons Greetings | Atom
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