Move D-Namlook
Pete Namlook & David Moufang

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Pete Namlook & David Moufang
Move D-Namlook XI - Sons of Kraut (21 June 2006)

PK 08/175 - total time : 78.08


  1. E-leciric Touch 27.35
  2. Sleeplearnin' 18.10
  3. Arabesque 21.46
  4. Piperidine 10.33

Recorded Live at David's reSource studio in Heidelberg
Dave & Pete show deep respect to their "Kraut" roots:
Amon Düül, Can, Cluster, Kraan, Klaftwerk, Klaus Schulze, Neu!, Passport, Tangerine Dream.
dtsサラウンド仕様の2作目で、70年代ジャーマンロックへのリスペクトが込められている。 リストに抜けがあるように思えるが、ここでは追求しないでおこう。

前後のシリーズ作品に比べると、音の処理がラフで、アンバランスなミックスに思える。 音響効果の入り具合が、ややアヴァンギャルドだ。 そのあたり「クラウトロック」らしいのかは、微妙なところ。

#1導入部の共鳴音は、スピーカーを激しく振動させる。 そして、どこからともなく聴こえてくるレゲエ調のリズムセクションと重厚なシンセベース。複数のリズムセクションの絡み合いで、これといったメロディも無く、淡々と進む。 後半に現れるリフレインは次回作にも登場するので、要チェック。

dts版のサウンドは素晴らしく、オーソドックスだったVirtual Vices V に比べると、 5.1ch エレクトロニック・サウンドの本領を発揮し、驚きに満ちた音響空間を堪能できる。 CDで聴くのとは別物といってもよい。 dts版を大音量で検証する場をご提供頂きました、フライング・ティーポット店主様に感謝いたします。

ただし問題は販売価格の大幅アップ。 海外通販では、例えば$15から$25への引き上げ。 国内店頭価格は最高4,000円弱で推移しており、購入を思いとどまらせるに十分である。 ダウンロード販売で良しとするリスナーと、CDを欲する熱心なリスナーとで販売戦略を分けているようだが、 割高な価格に迷惑してることは否めない。


Pete Namlook & David Moufang
Move D-Namlook XII - Space & Time (18 Sep 2006)

PK 08/176 - total time :


  1. Unrealized Realities 24.40
  2. Felice 21.23
  3. Millions of Exists 26.49

Recorded Live at David's reSource studio in Heidelberg
dtsサラウンド仕様の3作目。 前作よりも丁寧なミックスで、インパクトはやや薄いかもしれないが、 綺麗なアンビエントに仕上がっている。 #2導入部の漂うギター(フュージョン風ではない)は、Namlookによるものだろうか? 後半のシーケンスが絶品だ。 #3の後半には、前作E-leciric Touch のリフレインが再登場。 いわゆる円環構造になっており、この2作は同時期に録音された連作と思われる。

もちろん、dtsサウンドの素晴らしさは申し分ない。 dts版を大音量で検証する場をご提供頂きました、フライング・ティーポット店主様に感謝いたします。


Pete Namlook & David Moufang
Move D-Namlook XIII - Raumland Exploration (15 Sep 2007)

PK 08/178 - total time :


  1. Exploration I 14.52
  2. Exploration II 10.01
  3. Exploration III 12.49
  4. Exploration IV 22.28

Recorded Live at David's reSource studio in Heidelberg
この作品はRaumland 3部作として、2007年9月15日から1ヶ月毎に順次発売されると発表された。 発表は夏ごろだったが、iTunes Storeに既に全作品がアップされており、集中的に録音されたものと思われる。

4つのパートに分かれているがノンストップであり、1時間1曲と捉えてよい。 初期作品のワクワク感と、近作の見事な音創りを同時に楽しめる佳作だ。 時間を追うごとに変化する美しいシーケンス、うねるような電子音ドローンが重なり合って、 ドラマチックな展開になっている。 とくに終盤のシーケンスは意外性もあり、加速感もあって一気に盛り上がる。 Namlook - Astrogatorを思わせる、跳ね回るリズムセクションや、断片的に刻まれたナレーション (というよりも効果音Voice)も面白い。


Pete Namlook & David Moufang
Move D-Namlook XIV - Raumland Montage (15 Oct 2007)

PK 08/179 - total time :


  1. Montage I 20.48
  2. Montage II 7.35
  3. Montage III 14.08
  4. Montage IV 8.16

Recorded Live at David's reSource studio in Heidelberg
2作目のMontageは、バラエティに富んだ作品だ。 セッションにて録音された、色々なタイプの楽曲を集めたものかもしれない。 ゆえに、やや散漫な印象も受ける。

#1は前作の延長上。前半のリフレインが秀逸な、アンビエント・ダンストラック。 #2はドローンっぽく始まる、現代音楽風のインプロビゼーション。 #3はリズミカルでポップなシーケンス。3作では最も明るい曲かもしれない。 お薦めは#4。トロピカルビーチから眺める夕日のような、異国情緒にあふれた作品。 音数は少ないが音量を上げると、ベース音が心地よく響いてくる。


Pete Namlook & David Moufang
Move D-Namlook XV - Raumland Sphäre (15 Nov 2007)

PK 08/180 - total time :


  1. Sphäre I 20.05
  2. Sphäre II 12.29
  3. Sphäre III 17.26

Recorded Live at David's reSource studio in Heidelberg
3部作の最終作、Sphäreは、シリアスな作風だ。 明確なメロディやフレーズを排して、単発のシンセ音やパーカッションを組み合わせた、 リズムセクション・オンリーな音創りになっている。 #1のみ、ベース・フレーズが聴こえてくるようだ。 3曲とも同じ傾向だが、#2だけは、いくぶんアップテンポでリズム感のあるミックスと思う。 渋めの仕上がりだが、心地よいサウンドの響きは文句なしだ。



Move D-Namlook XI
Move D-Namlook XII

FAX +49-69/450464
関連盤 :
Koolfang | Move D
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