Move D-Namlook I - V
Pete Namlook & David Moufang

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Exploring the Psychedelic Landscape (1996/10/14)

Live at reSource Studio Heidenberg on Sep 18 1996
Move D-NamlookシリーズはKoolfangを後継する作品で、やはりメンバーの氏名から命名されている。"Move D" は、David Moufangを指す。
Koolfangのようなメロディアスなクロスオーバーから、ビートやサウンド重視のアンビエント・トランス・テクノへと方向転換した。 本作はスタジオ・ライブで、ビートの繰り返しが大半を占める。

PK 08/121 - total time : 65.08


#1はエレピの緩やかなシーケンスが繰り返す。 エコーが深く、音群のように流れていく。このサウンドがアルバム全体のテーマになっているようだ。 アナログシンセと軽いリズムの加わるアンビエントトラックです。 #2はシンセベースのリフレインと、ちょっとファンキーなリズムマシン。 リズムや効果音のパターン変化(なかなか意外性があって面白く、終盤はがらりと雰囲気が変わる)を楽しむようなアンビエントです。 #3もアップテンポなリズム、シンセ効果音、ベースのみで構成されます。 途中で#1のシーケンスが現れたり、以降もバリエーションみたいなもので、若干の中だるみを感じるかもしれない。 ラストはそこそこ盛り上がりあり、儚くうねるようなシンセが聴き所。 全般にメロディ無し、リズムトラック勝負的な作品だが、ひねりの効いた深いサウンドで、好演作だと思う。
  1. Giant Mushroom 11.21
  2. Drop Kick 16.59
  3. Floor 16.38
  4. Saucerful 6.23
  5. Coda 13.39


II - A day In The Live ! (1997/03/17)

Live at reSource Studio Heidenberg on Feb 19 1997
7曲クレジットされているが全編ノンストップで、CD1枚1曲。 タイトルはThe Beatles "A Day In The Life"からのインスパイヤ。 朝が来て、Electronic Music Centerに出向いて演奏し、あとはのんびりくつろぐ、みたいな設定らしい。

PK 08/127 - total time : 52.45


夢見心地なアルベジオがフェイドインして、寝言のようなボコーダ・ボイスがウニョウニョ喋る。 踊るようなエイトビートが聴こえてくると#2へ。 Kraftwerk / Electric Cafe を思わせるダンスビートをバックに、 幾つかのリフレインや効果音が絡んでいく。 前作よりもブリリアントで、よりフロア向けの仕上がりになっている。 #5は緩衝楽章。導入部のアルベジオが現れ、そして厚いシンセに乗ってクライマックスに向かう。 ちなみにピーターがプレイするのは弦楽器ではなく「綾取り」(ジャケット見開きによる)。 50分以上の長編ながら、スリリングで時間を感じさせない佳作アルバムだ。
  1. Wake Up 4.14
  2. Fall Out of Bed 4.10
  3. Into a Wonderful Maze 13.45
  4. Down to the EMC 13.33
  5. Where We Chill Out 6.09
  6. As Peter Plays the Strings 3.16
  7. At the End 7.36


III - The Retro Rocket (1999/05/31)

Live at reSource Studio Heidenberg on May 7 1999
本作も全編ノンストップのスタジオライブ。 従来作よりも明確なフレーズやメロディあり、叙情的なアンビエントに仕上がっている。 音を聴く限りは、ロケットを連想することはない。

PK 08/147 - total time : 59.47


叙情的なストリングシンセがゆっくり入って、リズムトラックが加速する。 ただし前2作に比べて普遍的なドラムマシンが使用され、サウンドの意外性も低い。 ノンストップながら曲の連続性は緩やかで、前作ほどの聴き応えは感じられない。 しかし#3から#4にかけてのクールな叙情性は捨てがたいです。
  1. Remember the Days 18.35
  2. Schmock! 19.53
  3. Fur Friedrich, Oskar & Paul 8.33
  4. Nite Out 11.27
  5. Time to Go 1.16


IV - The Audiolounge (2000/06/05)

Live at reSource Studio Heidenberg on May 11 2000
前シリーズ「Koolfang」を連想させるアンビエント・クロスオーバーが若干ながら復活している。 後半を中心にポップなサウンドも聴ける。

PK08/152 - total time : 55.47


水滴を思わせる、ランダムなフレーズに導かれて約3分後、曲はゆっくりと動きはじめる。 グリッチ音、普遍的なドラムマシン、うにょうにょしたシンセ。 後半はメロディアスなシンセソロも入るし、音数も整理されてコンパクトな印象を受ける。 #2は、うにょうにょしたシンセだけ。もしかしたら逆再生かも。 #3は本作の代表的トラックで、叙情的なリフレインと軽快なリズム、シンセソロで構成されるアンビエント。 エンディングはコズミックサウンドに変わります。 #4の導入部はシンセのドローンだが次第にリフレインを構成し、時間を追うごとにポップなアンビエントに移っていく。 #5はシングルカットできそうな?キャッチーなミディアムテンポ・ファンキーチューン。 #6はオリジナルからメロディ系を削除し、クリックノイズを加えた別MIXです。
  1. Don't Call 16.15
  2. Koolman 0.44
  3. Autocomposer 12.12
  4. May there Be May 16.47
  5. Senior Knob Twiddlers 6.08
  6. Autocomposer (Reprise) 3.37


V - Wired (2001/05/21)

Live at Klanglabor on Apr 19 2001
前作の延長というべき、クールなアンビエント作品。

PK 08/158 - total time : 67.56


#1は浮遊系ミディアム・テンポのグラウンドビートが、静かに流れるアンビエント。途中でNamlookお得意の、陰りのあるギターが聴ける。 #2は、アルバム Namlook I のアンサー・トラックとのことだが、例の変態的リズム音がビョーンと鳴って、すぐ終わる。 #3-#5は22分あまりの組曲。「きつい結線」とのことだが、#1よりはアップテンポなアンビエントになっている。#6も大体同じだが、途中で「Wear Your Love Out」とのコーラスを繰り返す「歌」が聞こえる。Namlook作品ではスキャットやMCなど、人声を使うことは恒例だが、歌は珍しい。#7は機械音がビートを刻むような、インダストリアル・アンビエント。
  1. Softwired 27.38
  2. Short Return of the Astrogator 0.21
  3. Hardwired - Tangent 8.39
  4. Hardwired - Hypotenuse 9.33
  5. Hardwired - Asymptote 4.39
  6. Wear Your Love Out 8.21
  7. 1969 8.44



Move D - Namlook 1
Move D - Namlook 2



Move D - Namlook 3
Move D - Namlook 4



Move D - Namlook 5

FAX +49-69/450464
関連盤 :
Koolfang | Move D
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