Elektro
Pete Namlook & Robert Görl

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Elektro (1996-03-11)

共演者のRobert GörlはDAF(Deutsch Amerikanische Freundschaft 独米友好 1979-1989)のドラマーで、 ソロ作品も発表している。 筆者はDAFは未聴。 なお、Robert Görlは出家僧として、アジア某国に移住、音楽活動からは完全に退く、と公式発表したらしいが、 順調に新作がリリースされている。 本作はシンフォニック・ハードコア・テクノの趣だ。

PK08/109 - total time : 47.06


序盤、渦巻くノイズと電子音、呪術的な低速ビート。 次第に加速し、ミニマル・ハードコア・テクノとなり、前半の山場を迎える(Part 2)。 軽やかなシーケンスを残して(Part 3)内省的なアンビエントへ。 ハードコア風ミニマルが割り込む。音量は上がらないが緊張感が高まる。 そしてミニマル・テクノ(Part 4)。 フレーズが次々に加わり、交代していくNamlook的な手法だ。 ラスト(Part 5)は序盤のノイズとアンビエントなシーケンスで終了。
  1. Parfect Body Part I-V (6:44, 15:30, 8:05, 11:43, 5:02)


Elektro II (1997-01-13)

前作とは趣きを異にする変態アンビエント作品。 フニャフニャとうごめく電子音、音程感の薄いリフレイン。 音量を上げると、ダイナミックでインパクトの強い音になる。 いわゆるメロディやコード進行らしいものは見当たらない。 FAXレーベルにおいても異様さが際立つ作品で、Namlook IIIに近い味わいがある(躍動感は本作の方が上)。 続編期待上げ。

PK08/126 - total time : 69.46


長編というよりもバリエーション曲集で、曲間もある。 #1は主題ともいうべきリフレイン。 アタック音の強さから、ギターシンセを使っている可能性もある。 #2は主題の変奏または即興的なパートだが、後半、軽やかなビートが加わる。 #3-#6も主題の変奏で、取り留めなく続いていく。 #7ではカモメの鳴き声のような自然音を少しだけ使い、音楽的にまとまりはじめる。 #8ではバスドラ・ビートも導入し、乗りの良いリフレインになる。 #9はミニマル・シーケンスとなって重低音がうごめく。 #10は本作の集大成。でも結局は「フニフニ、ピコッ、ピコッ」ですが、徹底的にバリエーションを聴かせ続けて、いつの間にか終わっているという感じです。 ちなみにラスト2分はコズミックなドローン。
  1. Recent Organic Discoveries Part I-X
    (2:26, 15:10, 5:35, 2:50, 1:45, 6:04, 7:19, 5:28, 2:52, 20:10)



Elektro II 見開きグラフィックス

FAX +49-69/450464

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