Sad World
Dr. Atmo & Ramin

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Sad World (16 August 1993)

Sub LabelのCDリリース第1弾で、 Dr. Atmoと Ramin Naghachian のコラボレーション。 どこか荒廃した中近東風民族音楽と美しいアンビエントが同居したサウンドで、意図的にノイズを加えたような、粗削りな一面もある。
筆者はFAX USA盤(FAX-5558-2)を所有。

PS08/23 - total time : 78.26


謎めいた曲名は地名だろうか。#1は、レゾナンスを効かせたシンセと、埃ッぽく気だるいリズム隊が絡む、退廃ムードのトラック。コーラン風のスキャット(ピッチが変わっている)も加わっている。 #2はラジオのコラージュ(ループ)に導かれて、アンビエントなシンセ群とシーケンスがゆったりと流れていく。中間部は虫の鳴き声コーラス?もあり、ファンタジックで美しいトラック。やはりこの曲が山場でしょう。 #3はラジオのノイズや演説や民族音楽の断片が淡々と流れる、風変わりなトラック。 #4はストリングス隊の同じフレーズの繰り返しと、エスニック・リズム隊のサンプリング・ループで綴るトラック。 これもスクラッチノイズがバリバリと加わっている。2番目の山場。 #5は#1のロングバージョン。
  1. Apadana 5.10
  2. Glyan 30.40
  3. Harsin 17.41
  4. Kirkuk 14.32
  5. Terasury 10.10


Sad World 2 (23 May 1994)

筆者はFAX USA盤(FAX-5558-2)を所有。

PS08/45 - total time : 61.06


#1は壮大で見事なアンビエント・シンフォニー。前作の#2を引き継ぐトラックで、初期FAX屈指の傑作と思われる。 波の音に導かれ、ちょうどTangerine Dream / Tyger の頃のようなシンセが加わり、最果ての情景を連想させられる。 しかし、間もなく政治家の演説が始まってしまうのだが、これは一体何だろう(はっきり言って耳障り)。 作者の意図と、筆者の感じ方に乖離があるのだろうか? 曲が良いので、まぁ良しとするか。 基本的には同じリフの繰り返しだが、時折オペラやノイズや自然音を従えながら、何種類かのフレーズとリズム隊の組み合わせで展開していく。そして加速感のあるクライマックスへと向かう。 波の音で続く#2はエスニック系。シタールの持続音とリズム隊、エスニックなコーラス隊を加えて起伏のある展開となる。太古の雰囲気を感じますね。
  1. Samarra 40.29
  2. Cordoba 20.38


Sad World 3 (11 September 1995)

未入手・未聴

PS08/82 - total time :


#1の曲名は、イスカンダル?
  1. Iskander 13.05
  2. Shirin 30.25
  3. Khorasan 19.05

FAX USA FAX USA inner

FAX USA盤ジャケット。多少の粗はあるが、オリジナル盤の雰囲気そのままである。 Ambient Worldの一連のアートワークよりも良い。

FAX +49-69/450464

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