Oval
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オヴァルはドイツのエレクトロニック・クリエータ、マーカス・ポップ Markus Popp によるソロまたはコラボレーション・プロジェクト。次のアルバムがリリースされている。

Ovalcommers 2001 11tracks
Ovalprocess 2000 11tracks
Dok 1998
94diskont 1995 7tracks
Systemische 1994 11tracks
Wohnton 1993 17tracks

トラック数は輸入盤による。 このほかにEPと称するミニアルバムや、日本オンリーの企画盤も存在するが、筆者は把握していないので割愛する。

サウンドはズバリ全編「ぴーがりがり」ノイズ。 Aphex Twin や Autechre を思わせるサウンドながら、 「ダンサブルでない」「そもそも音楽の体裁をなしてない」点では群を抜く。 Conrad SchnitzlerのCDを5枚くらい同時プレイしても、こんな風にはならないだろう。 大昔のPCソフト(メディアはカセットテープ)をオーディオで再生した音や、 ダイヤルアップ接続にてモデムが発する音に近い。

また、CDプレーヤの故障?と思える雑音がガリガリ鳴るが、実際のところ、発振音を記録したCD-Rの読み取り面に油性マジックで落書きし、その再生音をサンプリングしているそうである。

このように書くと、とても聴くに堪えない音楽みたいだが、我慢して(笑)聴いていると、いつしか麻薬的な心地良さに包まれる。 初心者の方には聴き易さという意味で、Dokか94diskontをお薦めする。

ただし、1stアルバムだけは歌入りバンド形式で、全く別物らしい(未聴)。 本格的なエレクトロニック・ノイズ路線は2ndアルバム以降。ここから、CD読み出しエラーノイズ全開になっている。


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