Oval
[末尾]


94diskont (1995)

Ovalの3rdアルバムで、エレクトロニカ路線第2作。 十八番の「CD読み出しエラーのサンプリング」が、アルバム後半で全面的に使用されている。

thrill jockey / thrill036 - total time :


  1. do while 24.04
  2. store check 3.58
  3. line extension 3.02
  4. cross selling 6.06
  5. commerce server 4.56
  6. shop in store 4.00
  7. do while 4.50

アルバム前半を占める#1は、叙情的なビブラホンと、メタリックなシーケンスが紡ぎ出す、ミニマル音楽の傑作。 シーケンスは「針飛び」を起こし、ビブラホンは回転ムラを起こして、独特の揺らぎ感を演出する。 Dokライナーノーツによれば、サンプルは1stアルバムから取られているそうだ。 曲展開は、中間部に緩衝楽章が入る程度。しかし、いかにもミニマルな曲名ですね。

後半は、CD読み出しエラー・コラージュ大会。ノイズだらけで、ずたずたに切り刻まれた音の断片を使い、新たな楽曲をでっち上げるという、シュールな企画である。 #2近辺は持続音をカットアップしたような、アンビエントな響きながら、 トラックが進むごとに過激さを増していく。 #6は室内楽をコラージュして、ちょっとしたクラシック曲のような仕上がり。ラストは#1の再現です。

蛇足ながら、CD読み出しエラーを応用したサウンドは、 Princeのマキシシングル The NPG Funky Weapon Remix (1990)でも、聴くことができる。 ホーンセクションの暴走だが、さすがに一瞬で終わっている。

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