Mike Oldfield
Tubular Bells III (Not Quite) Early Mixes (1998)

total time : 79.45 (本編 59.34)


  1. The source of secrets (Male voice) 6.22
  2. The watchful eye 2.09
  3. Jewel in the crown (the valuable jewel) 6.53
  4. Outcast (the mighty fall extended) 4.52
  5. Serpent dream (long intro) 4.26
  6. The inner child 4.41
  7. Man in the rain (long & rainy version) 6.46
  8. Top of the morning (that long day mix) 6.05
  9. Moonwatch (more piano version) 5.34
  10. Secrets (even more secrets) 4.55
  11. Far above the clouds (deep guitar duo) 6.46
  12. bonus tracks :
    Mike's Reel 3.53
  13. Man in the rain (disco version) 4.51
  14. Serpent dream (Live) 3.02
  15. The inner child (Live) 4.37
  16. Tubular Bells lll (excerpt from xxv, modified ending) 3.49

1998年8月末にリリースされたTubular Bells III は、トータルで46分少々と、比較的コンパクトな作品である。しかし噂によれば、このアルバムには編集前のフルバージョンが存在し、トータル1時間に及ぶらしい。この音源は、そのフルバージョン。 限りなく本物っぽい印象だが、簡易な再生装置で聴いただけであり、フェイクの可能性も含めて、当サイトとしては、断定を避けたいと思う。

全般に素直なロングバージョンで、オフィシャルと同一と思われる#2, #6を除き、各曲1〜2分ほど長くなっている。 オフィシャル未収録の斬新なパートは確認できないが、 もともとトランス系の作品だけに、演奏時間の長さゆえ、よりトリップできるのは確かである。 マイクは「長すぎる作品をリリースするわけにはいかないので、映画同様に適切な編集が必要」 とコメントをしているようだが、短くすることで、より薄味になったと感じるのは気のせいだろうか? 個人的には、ロングバージョンに慣れてしまうと、オフィシャルでは物足りなくなってしまうのだった。

#1は単にリフレインの回数が多いだけではなく、企画盤 XXV の予告編に収録された男性ボーカルと、アマーの「フシギバナァ〜」の両方が加わる。これはヒンディ語か何かで、「こんなにトラブルを抱えて、あなたは何処にいるの?」という意味らしい。一方、男性ボーカルも奇妙な言葉で、なんて言ってるのだろうか? オフィシャルとXXVから作られたフェイクである可能性については、断定を避ける。

#3から#4への移り変わりは、オフィシャルに比べ、ゆったりしている。 電子音リフレインのバックで雷鳴が轟き、暫らくしてメタル・ギター軍団が加わってくる。 それも、いきなり襲い掛かるのではなく、じっくりと盛り上げていくようだ。

#5はAMAROKを彷彿とさせるフラメンコ・ギターソロがたっぷりとフィーチャーされる。しばらくして加わるシンベもいい感じで◎。オフィシャルではこの部分が短く、#4の轟音の後に#5終盤の轟音が畳み掛けるので、とても「嫌な感じ」を受けていた。しかし、ロングバージョンではインターバルが長いので、ほとんど気にならない。絶対にこのバージョンの方が格好良い。

#7はアルバムと同じだが、4分を経過してもフェイドアウトしないで、そのまま続く。コーラス後の間奏(ギターソロ)は、前半と全く同じで、編集で引き延ばしたフェイクという気がしないでもない(ただし不自然な継ぎ目は確認できず)。5:20を過ぎたあたりで雷鳴が轟き、急にフェイドアウト。雨や風の音が鳴り、深いエコーのかかるコーラス部分が聞こえてくる。 オフィシャルに比べ、余韻を残すような(やや間延びした)展開だ。

#8-#9は素直なロングバージョン。曲の変わり目(シーケンス)で主題が加わる点、オフィシャルと異なっている。 主題のあと即座に加わる#9のピアノが、実はお気に入り。

#10-11も素直なロングバージョンで、トランス系と割り切れば、やはり長い方が良い。こちらも#11の途中(Speak to me / The dark side of the moon のような心音ビート)で主題が加わる点、オフィシャルと異なっている。

ボーナストラックの#12は、Women Of Ireland のシングル盤にも収録されている。 Sailor's Honepipe を思わせる、トラッド調のフォークダンス・ナンバーで、TB3のコーダとして収録予定だったとの噂がある。本編から続けて聴くと、実に美しく調和していることが分かる。

#13は某所からDLした音源。とても素敵なダンスミックスだが詳細不明。 同タイトルのMaxiシングルのために制作されながら没になったトラック?と思えるほど、良い出来になっている。 #14-15はMan in the rainのシングル盤に収録されたライブバージョン。MP3起こし。 ラストは25周年記念コンピレーションに収録された予告編。 そのまま収録するのも何なので、エンディングを少しだけ弄くった(悪しからず)。

この音源はネット上に出回っていた160kbpsのMP3(ただし#13-#15は128kbps)から構成したCD-Rである。 アルバムはほぼ全編ノンストップだが、MP3ファイルは曲分けされており、 しかもlameタグ非対応なので、ギャップレス再生は不可能。 更に、曲の変わり目には、エンコーダに起因するノイズ(プシュッと鳴るノイズで、波形の異常も確認済み)が入っていることもあり、著しく聴き苦しいものだった。 特に、#2, #4, #9は開始の瞬間に顕著なノイズがあった。

そこで波形編集ソフトを使い、壊れた波形の置き換え移植や、曲間ギャップの接続を行って、ノンストップのWAVファイルを作成。 更に、MP3化で失われた高域を補完して、少しばかり音質向上。 これをEACで曲分けしながらCD-Rに焼いている。

本アイテムは個人で楽しむために制作された物ですが、 お聴きになりたい方がいらっしゃいましたら、連絡いただければ善処いたします。


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