Mike Oldfield
Tubular Bells lll (1998-08-31)

Warner Misic UK - total time : 46.33


  1. The Source Of Secrets 5.34
  2. The Watchful Eye 2.09
  3. Jewel in the Crown 5.45
  4. Outcast 3.49
  5. Serpent Dream 2.53
  6. The Inner Child 4.41
  7. Man in the Rain 4.01
  8. The Top Of The Morning 4.26
  9. Moonwatch 4.25
  10. Secrets 3.20
  11. Far Above The Clouds 5.30

Tubular Bells 発売から25年と3ヶ月あまり。 シリーズ3作目としてリリースされた問題作である。 リリースに先駆けて、コンピレーションアルバムXXV にThe Source Of Secrets 予告編が収録されるものの、 そのクラブミックスのようなアレンジが物議を呼んだ。 シリーズ前作がTubular Bells の展開を忠実に再現していたことから、 Tubular Bells 全編テクノミックスかも、とファンの間で懸念されていた。

実際のところ、 #1と#10こそテクノっぽいアレンジながら、その懸念は杞憂だったようで、 これまでのマイク作品のエッセンスを詰め込んだ、変化に富んだ仕上がりだ。 Tubular Bells の変奏曲は順当に現れるものの、本作はむしろ新展開かもしれない。

導入部は雷鳴とテルミンによる主題だが、すぐにTubular Bellsの変奏リフレインが現れる。 #6までが前半だが、マイク作品では異例なほど翳りあり、 不安、怒り、暴力性、寂しさ、みたいなイメージが付きまとう。 特に#3と#4では、怒りに任せたようなサウンドの奔流あり、音量に注意。 そしてThe Inner Child におけるRosa Cedron の熱唱(スキャット)が心に響く。 そして雷鳴とともに消えていく。

唐突に現れるきらびやかなギターとCara Dillonによる清らかな歌声。 アルバムEarth Moving以来の、女声ボーカルナンバー(歌詞あり)がスタートする。 10年ほど前にすでに完成していたとされる、Moonlight Shadowの再来のような、美しい作品だ。 打ちひしがれた男性が雨の中で、今こそ再出発の時を迎えたと告げられる、 そのような歌詞で淡々と歌われる。 このアルバムにおいても、重要なターニングポイントとなり、以降の急展開は目を見張るものがある。

以降執筆予定。


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