Mike Oldfield
[末尾]


Ommadawn (1975-15-28)

Hergest Ridge から1年少々で発表された3作目。 謎めいたアルバムタイトルは、アイルランド語で「愚か者」を意味している。 チャートでは前2作に及ばなかったものの、音楽的な完成度が高まり、流れるような曲展開に息つく暇もない。 初めて導入されたアフリカン・ドラムスは、今後の作品の最重要エレメントの一つとして定着している。 ある程度マイクの作品を聴き込んだ方ならば、本作を最高作と感じることだろう。 一方で、「極限状態の多重録音」作業で精神を患ったマイクは、3年余りの沈黙に入る。

Virgin CDV2043 / 7243 8 49370 27 - total time : 36.41


  1. Ommadawn Part1 19.23
  2. Ommadawn Part2 13.54
  3. 3.23

※トラックリストは従来版CDによる。3曲目は通称 On Horseback と呼ばれる歌もの。 HDCDではトラック2と3が分かれていない。

Ommadawn Prat1(愚か者 第一部)
このタイトルはCD対応のもので、本来は「Side One」。 哀愁感あふれるアコースティックギターとサリーオールドフィールドのコーラスが掛け合い、 静かなスタートを切る。前2作以上に緻密なアレンジで流れるような展開は、まさに「完璧」。 起承転結のある様式美を兼ね備えており、後半のアフリカンドラムを従える熱く扇情的なクライマックスが圧巻である。 ここのギターソロは間が多く、当時としては画期的だったといわれている。 最高潮に達する瞬間、淡々としたドラムソロに引き継がれ、消えていく。
Ommadawn Prat2(愚か者 第二部)
このタイトルはCD対応のもので、本来は「Side Two」。 冒頭から、大量の楽器がワラワラとミニマルしており、トーンクラスター的な響きあり。 その後の牧歌的なバグパイプも印象的だが、やはりラストの名曲、On Horsebackに心打たれる。 ナレーションのようなボーカルと、子供のコーラス隊によるフォークソングです。



オリジナルジャケット
従来版CDジャケット

雨の中、うつろな表情でたたずむマイク。視線も、どことなく定まらないかのようです。画像提供は
FUJITSUKAさん、どうも有り難うございます。東芝EMIから発売された初期の国内盤CDは、ほぼオリジナルのデザインだったそうです。 通常のCDジャケットは、トリミングされているうえに、異様に大きなタイトル文字が目障りで、色も薄くピンボケのようなデザイン。この時点でNG。



HDCD
通常版輸入CD裏表紙

HDCDのジャケット。孫コピーのような画質で色彩も薄く、更にトリミングされてボロボロ。 裏表紙は、色調の違いはあるかもしれないが、アナログの裏表紙と基本的に同じ。



見開き #1
見開き #2

見開き。ヴァージン・ジャパンCDから転載。輸入CDでは、消失している。クレジットは、巻末に転載した。On Horsebackは、the horse song とクレジットされている。

Mike Oldfield plays Harp, Electric guitars, Acoustic bass, Electric Bass, Acoustic guitar, 12-string guitar, Classical guitar, Mandolin, Bodhran, Bazouki, Banjo, Spinet, Grand piano, Electric organs, Synthesizers, Glockenspiel and assorted percussion
Herbie: Northumbrian bagpipes
Leslie Penning: Recorders
Terry Oldfield: Pan pipes
Pierre Moerlen: Timpani
David Strange: Cello
Don Blakeson: Trumpet
Julian Bahula, Ernest Mothle, Lucky Ranku and Eddie Tatne: African drums
Vocals: Clodagh Simonds, Bridget St John, Sally Oldfield, The Penrhos Kids
The Hereford City Band conducted by Leslie Penning

Gratefully acknowledged general assistance of William Murray who also playd percussion

The words to the horse song on side two by Mike Oldfield and William Murray

Composed by Mike Oldfield
Produced and engineerd by Mike Oldfield
Recorded at The Beacon January-September 1975
Cover photographs by David Bailey


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