Mike Oldfield
[末尾]


Incantations (1978)

前作から3年半あまりのインターバルを置いてリリースされた本作は、アナログ2枚組み、全4トラックの大作である。 どのトラックもLP片面を費やしているが、有名なYESの「海洋地形学」よりも短く、CD1枚にスッキリ収まった。 初期3作と比べて、おおらかな音作りで、延々と続くリフレインが目立っている。 「完璧な曲構成」とのイメージは薄まったが、各パートが互いに伏線をはり、 意外性のあるアレンジが次々に現れ、そして最高に盛り上がるのだ。

Virgin 7243 8 49371 26 - total time : 72.53


  1. Incantations Part1 19.11
  2. Incantations Part2 19.39
  3. Incantations Part3 17.02
  4. Incantations Part4 17.00

各曲、レビュー予定。



オリジナルジャケット

オリジナルデザイン。長髪をばっさり切り落としたマイクが印象的。 荒涼とした海岸美も素敵です。 画像提供は
FUJITSUKAさん。 見開きは、ブルーをバックにしたマイクのポートレイト(画像は未入手)。



初期不完全版CD
Virgin CDVDT101

初期の輸入盤CD(しかし国内プレス)は、 なぜかPart3が不完全収録(13分49秒)で、導入部がばっさりカットされている。 CDは74分収録できる仕様であり、もともと完全収録できるはずだが、 初期のものは70分を越えると信頼性がなかったので、このような形になったらしい。 ジャケットは、ズタズタ、ボロボロに編集され、オリジナルの格好良さが少しも伝わってこない。 タイトル文字も書きかえられ、ダサくなった。この時点で既に終わっている。 確かに、初期のCD化においては、アートワークの再現性や品質は二の次で、 音が聴けるだけマシ、みたいなリリースが多かった。 普通なら、アートワークはリイシューを繰り返すごとに改善するのだが、 マイクの作品に関しては、全くの例外だった。 Virginは全く見込みなしなので、東芝EMIの紙ジャケット化を期待するしかなさそうだ。



完全版CD
Virgin Japan VJD-23005

完全版のリイシューに伴い、ジャケットもリニューアル。しかし何だろうこれ、発色もトリミングも最悪。カラーコピーのような画質で、裏表紙の雑な修正も強烈。 不完全版ジャケットの方が、格段にマシである。



HDCD Remasterd
Virgin 7243 8 49371 26

完全版はひどい印刷だなぁと思たが、まだまだ甘い。 HDCDは、堕ちるところまで堕ちたデザイン。 裏表紙、左下の不可解な修正痕は、この画質でも確認可能。 Rina Cheungのばか。


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