Mike Oldfield
Hergest Ridge deluxe edition (June 2010)

Universal UICY-91572 total time 44:09 + 78:53 review bottom (執筆中)


CD 1
56:02
  1. Hergest Ridge Part One (2010 Stereo mix by Mike Oldfield) 19:21
  2. Hergest Ridge Part Two (2010 Stereo mix by Mike Oldfield) 18:50
  3. In Dulci Jubilo (for Maureen) 2:47
  4. Spanish Tune 3:11
CD 2
78:53
  1. Hergest Ridge Part One (Original 1974 Stereo Mix) 21:33
  2. Hergest Ridge Part Two (Original 1974 Stereo Mix) 18:45
  3. Hergest Ridge Part One (1974 Demo Recording) 20:22
  4. Hergest Ridge Part Two (1974 Demo Recording) 18:13
DVD
  1. audio: Hergest Ridge Part One (5.1 Surround mix by Mike Oldfield)
  2. audio: Hergest Ridge Part Two (5.1 Surround mix by Mike Oldfield)

Tubular Bells deluxe edition 発売から約1年遅れて、Hergest Ridge と Ommadawn の deluxe edition が同時にリリースされた。 Hergest Ridge のリマスターバージョンについては Original 1974 Stereo Mix とアナウンスされる。 今度こそオリジナルLPミックスがCD化されるのではないかと期待され、ついに実現されることになった。 このセットは以下のとおり複数の形態で発売された。

super deluxe edition
deluxe edition にVinyl盤をセットした豪華版。 額縁入りのアートワークが添付される。 マイクの直筆サイン入りバージョンあり、これは250セット限定だった。

deluxe edition
2CD + DVD の通常版。国内盤は紙ジャケットSHM-CD仕様。

Single Disc Edition
2010 Stereo mix 収録(各deluxe edition 1枚目)の単品で、廉価で販売される。

Back To Black Vinyl Edition
オリジナルLPミックスを収録するアナログ盤。

2010 Stereo mix by Mike Oldfield)
Part1の演奏時間は、オリジナルから1割カットされた。 オリジナルLPをベースにしたリミックスであり、スタートはフェイドイン気味に変更された。 主題メロディが、ディレイエコーを加えたギター(最近ありがちな、溜めすぎフレーズが気になる)から生々しいホーンに引き継がれる。 中盤の山場であるオーボエ・パートは、ギターアンサンブルのみのワンコーラスが挿入されている。 ここは、すごく叙情的で泣けるパートである。 ベースのパートでは、デモ版に収録されていたカッティング・ギターが、ずっとチャカチャカ鳴ってて、落ち着かない。 入れるなとまでは言わないが、ちと音量抑さえた方が良かったかも。 Part2はオリジナルの印象を崩してないので、良いのではないでしょうか。 エンディング付近のサリー・オールドフィールドのコーラス隊(Boxed版の特色といえるミックス)が、はっきり聴こえる。

In Dulci Jubilo (for Maureen) は、初期レアシングルで、初CD化。 特別なリミックスは行われていないようである。 リマスタリング効果もあり、とても高音質である。

Spanish Tune は、その存在さえあやふやな「幻のシングル」であった。 プロモーション盤だったようだが、その正体は Hergest Ridge Part Two 冒頭付近からの抜粋で、フェイドイン始まりフェイドアウト終了。 音は、リマスター前のオリジナルLPミックスに近い。

Original 1974 Stereo Mixes Released as Virgin V2013 in August 1974)
長らくリリースが待ち望まれた、オリジナルLPミックス。 従来は盤起こし音源を個人リマスターして聴くのが精一杯だったが、さすが2010年最新リマスターだけあって、新鮮なサウンドを楽しめる。 高域はとてもクリアになり、バックに埋もれがちの小音量パートもクリアに聴くことができる。 一方、中低域は、かなり大人しくなった印象を受ける。 例えばオリジナルLPでは、Part1エンディング付近で重低音が鳴り響き、やや荒れ気味で迫力あったのだが、ここでは綺麗に処理されているようだ。 その箇所は、いつの間にか通り過ぎている感じである。

不満な点を一つ。 Part1のスタートが、2010ミックス同様にフェイドイン気味に変更されたこと。 もともとはカットイン気味スタートだった。 プレイボタンを押しても、なかなか音が聴こえてこないし、のろのろと音量が上がってくる様には、実にイライラさせられる。 全く余計なことをしてくれたものである。 おまけに19分台にはクリックノイズまで発生。 リマスタリング担当の方、耳は大丈夫なの? ということで、リッピングして波形編集ソフトでいじれば、ノイズはきれいに消えた。 フェイドインも修正して、ずいぶんマシにはなったが、SHM-CDのアドバンテージは無くなってしまった。

なにはともあれ、多少遅すぎた感がなくもないが、感無量のリリースを、どうもありがとう!!

Previously Unreleased 1974 Demo Recordings)
驚きのデモバージョン。 全長収録で、音質も非常に良好(部分的にマスターの傷みはある)。 ほとんどオルガン・ギター・ベースだけによる素朴な多重録音である。 Part1のラストは、ほのぼのしたコーラス隊で、ベルの代わりにビブラフォンが鳴っている。 Part2はサンダーストーム部分の劣化が気になるものの、前後のギターアンサンブルの完成度は高い。

DVD)
音声の方はNew stereo mixの5.1ch版。 でも、ウチでは5.1聴けないので未検証。



国内盤裏側(開封前)

アートワーク関連の画像は、後日追加していきたいと思います。


<−前へ.. [先頭] ..次へ−>

EXIT