Michael Rother
[末尾]


Süssherz Und Tiefenschärfe (1985)

Michael Rotherのソロ第6作。 メロディアスで明朗な作風は、名作 Harmonia / De Luxe からの流れを強く感じる。 サウンド・クオリティは非常に高く、ファン以外の方々にも広くお薦めできる逸品だ。 全編、インストゥルメンタル。

SPV CD 084-26172 - total time : 54.35


  1. Subherz 5.41
  2. Tiefenscharfe 13.38
  3. Glitzerglanz 4.53
  4. Rapido 7.02
  5. Daisy 6.40
  6. Blaues Licht 5.37
  7. Weserwellen [1994] 4.56
  8. Weites Land [1994] 6.05

#1は牧歌的なアコースティック・ギター多重録音作品。 暖かな日差しとのどかな草原、そんな情景を思い浮かべる美しい作品だ。 控えめに聴こえるシンセサウンドも、さりげなく鋭い音で、なかなか計算された音作りになっている。

#2は水滴を思わせるシンセ音とシーケンスに導かれ、 リフレインとリズムトラックを加えながら、ゆっくりと加速する。 明朗で楽天的なダンストラック?といえるだろう。 シンセベースとシーケンス、断片的なフレーズの重なり具合が絶妙。 演奏時間もたっぷりあり、ばっちりトランスできる。

#3はメタリックなオルゴールを思わせる、とてもメランコリックなナンバー。 心の琴線に触れるような、とても美しい旋律。 思い出の風景は、ややスローモーション。

#4はシンセの導入部を経てアパッチ・ビートが登場。 ひねりのある転調が加速感を生みだして、スリルライド的(あるいはゲームのサントラ的)でもある。 メロディの美しさも、もちろんバッチリ。

#5は、性急な#3のようなオルゴール系+リズム+シンセ隊。 シーケンスもふんだんに使われて、リリカルながらメカニカルな印象を受けます。

#6は夕暮れを思わせる、ノンビートでスローなシンセ作品。 本作のエピローグみたいな演出です。 残りのボーナストラック(当時の新曲?)は、本編ほどのインパクトは無いなぁ。



裏表紙


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