La Düsseldorf
[末尾]


La Düsseldorf (1976)

ディンガー兄弟による NEU! 後継グループが、このラ・ドュッセルドルフである。朗々と打ち鳴らされるアパッチ・ビートはまさしく「そのまま」だが、演奏者のリストを見る限り、クラウス・ディンガーがドラムスを叩いていない、というのは意外だった。一方、NEU! 時代のようなアンビエント、音響効果、テープ操作などは影を潜めた。

この作品も NEU! 程ではないがCD化が遅れ、Germanofonレーベルなどのブート盤が出回っているそうだ。音質の良いCaptain Trip盤を入手するよう、注意しよう。
[Track List]

Captain Trip
CTCD 064

Track List : 35.31
  1. Düsseldorf 13.21
  2. La Düsseldorf 4.35
  3. Silver Cloud 8.05
  4. Time 9.27
[Listening Report]
Klaus Dinger : guitars, vocals
Thomas Dinger : percussion, vocals, light
Hans Lampe : percussion, electronics
Nikolaus van Rhein=Klaus Dinger : piano, kb, synth
Harald Konietzko : bass on #3, #4
produced by La Düsseldorf + Konrad Plank

ドュッセルドルフ空港で生録したとされるテープでスタートする#1は、アップテンポなアパッチ・ビートと明朗なメロディ、楽天的なボーカルが続く。歌詞も「ドュッセルドルフ、下町に繰り出そう、ドュッセルドルフ万歳」みたいなもの。#2も似たような曲で、「ドュッセルドルフ、ドュッセルドルフ、酒場に行こう。女の子がどうのこうの」という調子。De Luxe 同様、実に難解なプログレッシヴ・ロック(笑)である。

#3は、isi (NEU! 75 収録) の流れを受け継ぐ、美しいインスト・ナンバー。情景的なタイトルなど、多少ニューエイジっぽい。#4は、Pink Floyd の同名曲とは無関係。ゆったりとしたビートと、心地良い低音に酔うべし。

back view

表紙の写真は、ドュッセルドルフ空港の夜景です。ジャケットはポスター形式で、広げると表紙、裏表紙の拡大図が現れる。Captain Trip ならではの好企画だ。


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