NEKTAR
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The Dream Nebula (1998)

The Best of 1971-1975
1stアルバムから8作目"Nektar" までのコンピレーション・アルバム。 一部ながらオリジナルアルバムの音を聴いたので、各項目にコメントを追加しておきます。 この音源はEMusicから入手した可変ビットレートMP3ファイルです。

Purple Pyramid - total time : 47.01 + 54.15


disc one :
  1. Prelude 1:24
  2. Astronauts Nightmare 6:28
  3. Warp Oversight 4:09
  4. The Dream Nebula, Pt. I 2:16
  5. It's All in My Mind 3:24
  6. A Tab in the Ocean 16:45
  7. Do You Believe in Magic? (Single Version) 3:44
  8. New Day Dawning 5:03
  9. Wings (Single Version) 3:48
disc two :
  1. Cast Your Fate 5:29
  2. King of Twilight 4:10
  3. Remember the Future, Pt. 1 16:43
  4. Oop's (Unidentified Flying Abstract) 6:16
  5. Fidgety Queen 4:04
  6. Recycle 2:43
  7. Cybernetic Consumption 2:12
  8. Recycle Countdown 1:53
  9. Automation Horrorscope 3:02
  10. Recycling 1:49
  11. Flight to Reality 1:19
  12. Unendless Imaginations 4:35

disc one 1-5 : taken from "Journey to the centre of the eye"
disc one 6 : taken from "A tab in the ocean"
disc one 7-9 : taken from "Sounds like this"
disc two 1-2 : taken from "Nektar"
disc two 3 : taken from "Remember the future"
disc two 4 : taken from "Nektar live"
disc two 5 : taken from "Down to the earth"
disc two 6-12 : taken from "Recycled"

Journey to the centre of the eye
サウンドの要は過剰なエフェクトのエレクトリック・ギターと電子音、そしてサイケデリック・ロック。 クシャクシャ、キュンキュンと飛び回る音群は、初期Pink Floyd やHawkwind を彷彿とさせる。 でもやはり時代の彼方から聞こえてくるサウンド(音質は悪くはない)と言っておくべきか。 (ほぼ全編ノンストップのトータルアルバムで、後半を中心に、なかなか聴き応えがあると思う。独特のメロトロンも要チェック。)
A tab in the ocean
オルガン・シンフォ・メタル大作。こちらはユーライアヒープかJane を彷彿、でしょうか。 オルガンは某エマーソンみたいなものではなく、唸るオルガン。 序盤と終盤に演じられるオルガン主題が、とても格好良い。 プログレ色が強く、好感が持てることは確かです。タイトル曲のみ収録。 (アルバム後半は、Desolation Valley で始まる20分近いメドレー。ラストのKing of Twilight も一度聴いたら忘れられないメロディだ。)
Sounds like this
Do You Believe in Magic? はアコギで始まるポップチューン。New Day Dawning は途中、ビートルズの「ノルウェイの森」が、まんま歌入りで現れる部分が一番光っているかな。ここに収録される3曲は、かなり粗削りな印象。アルバムはアナログ2枚組みの大作だが、ベストでも、こんなもん?シングルバージョンはレア? (全編ギター中心のサイケデリック・ハードロック。ジャムっぽい曲が目立つ。)
Nektar
8枚目のアルバムで1976年発売とあるが、初期のアウトテイク集と思われる。ならばThe Best of 1971-1975 とのタイトルとつじつまが合う。サウンドは粗削りで、リバーブかけ過ぎの荒れ気味ボーカルといい、デモテープ並みといえる。Recycled の次回作ではないので、要注意。
Remember the future
どこか魅惑的なタイトルの4th。トータルアルバムで、クールな感じが○。ギターのアルペジオが、名作Recycled の片鱗を感じさせる。こちらはカンタベリーっぽさが入っているかな(っても、筆者はカンタベリーよく分からないんですけど、キャラバンっぽいか)。ボーカルパートをフェイドアウトさせつつ始まる、ラストの奇数拍子ジャズロックが、なかなかツボです。Part1のみ収録。 (後半Part2も順当なサウンド。Part1よりも平板で、盛り上がるわけでもなく、あっさり終わる。ラストのシンセ効果音とパーカッションが良いかなぁ。)
Nektar Live
ライブアルバム。これもかなりジャズロックが入っている。ボーカルの質感がRemember the future とは、まるで異なるのは何故。素朴なライブで、観客の声も聞こえず、臨場感は今一つ。ただ、1曲だけでは何も言えないです。
Down to the earth
サーカスをテーマにしたトータルアルバムと言われる。 いかにもサーカスっぽい演説で始まる、ブラス入りファンキー・ハードロックといったところ。 (全体を通しても、あまりプログレっぽくない、ご機嫌のロック・アルバム。各曲ほとんど連続していない。)

ここまで聴き終えて言えることは、やはり「Recycled が突出した出来」であること。 ゲストのLarry "Synergy" Fast は、とても良い仕事をしていたが、 それだけでは説明できないほど、Recycled は「曲としての魅力」に溢れている。 「1+1=3」の奇蹟だったのだろうか、Recycled(国内盤アナログ)の解説によれば「ELPを越えられるのは自分達だけ」と豪語していたとのこと。確かに肯ける出来栄えだったが。。。

ということで、Recycled以外のお薦めは(どうしてもお聴きになりたいなら...笑)、まずはRemember the future 、押さえとして A tab in the ocean 。 ジャケも格好良いしね。サイケがお好きならJourney to the centre of the eye も追加ですね。


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