VANDER TOP
[末尾]


Paris 76 (2001)

1976/11/02 Theatre de la Renaissance, Paris

2001年秋、元MAGMAのベーシスト、ヤニック・トップが Utopic レーベルを立ち上げて、未発表音源を順次リリースしている。本作はその筆頭アルバムで、名義こそ VANDER TOP だが、実質MAGMAのライブアルバムである。
これまで正式リリースされなかった大曲 la musique des spheres がベールを脱ぐ。(筆者は、存在さえも知らなかったが。。。)
ステラ不在であり、コバイア合唱団もほとんど聴かれず、トップ色が強い内容になっている。

音質は良好だが、若干の音割れあり。
[Track List]

Utopic Records
EX 6244

Track List : 60.55
  1. Hhaï 8.55
  2. La Musique Des Sphères 22.06
  3. De Futura 25.35
  4. Troller Tanz 4.19
[Listening Report]
Jannik TOP : bass
Christian VANDER : ds
Klaus BLASQUIZ : vo
Didier Lockwood : vn
Gabriel Federow : g
Michel Grailler : kb

hhai
序盤の歌がなく、インストパートとコーラス主体のアレンジ。超絶ジャズロックの本領発揮。こんなに優れた楽曲なのに、スタジオ録音が発表されないのが不思議。唐突に始まるのが、気になると言えば気になるのだが。。。
la musique des spheres
ドラマティックな展開の、緊張感みなぎる初公開音源。2部構成で、序盤はシンセのリフレインが続くミニマル。不安を煽るようなシーケンスだ。7分を過ぎたあたりで雷鳴。ブラスキのスキャットが加わり、後半のテーマが提示されると(このあたり、De Futura 系)、クールなリフのジャズロックにスイッチして、トップのベース・ソロが唸り続ける。終盤は、コンタルコス後半の追い込みを彷彿とさせる加速感がある。
de futura
緩急を強調したアレンジ。ゆったりした前半から、急加速する超絶なベースが聴き所。たっぷりExtendedされたバージョン。
troller tanz
アルバムよりは、やや荒っぽい雰囲気、といったところ。


<−前へ.. [先頭] ..次へ−>

EXIT