MAGMA
[末尾]


ÜDÜ WÜDÜ (1974)

二面性が出たアルバムで、短編ばかりの前半、後半はヤニック・トップが爆発する大曲De Futura。 各曲毎にメンバー構成が異なり、それぞれに味わいがあるものの、始まってすぐにフェイドアウトで終わるトラックが目立ち、アルバムとしてのまとまりが希薄である。

[Track List]

Seventh REX 12

Track List : 41:36
  1. ÜDÜ WÜDÜ (4:10)
  2. WEIDÖRJE (4:30)
  3. TRÖLLER TANZ (3:43)
  4. SOLEIL D'ORK (3:50)
  5. ZOMBIES (4:20)
  6. DE FUTURA (17:36)
  7. ËMËHNTËHT-RÊ (3:12)
[Listening Report]
Christian VANDER : ds, perc, vo, organ
Jannik TOP : bass, cello, claviers
Klaus BLASQUIZ : vo, perc
Stella VANDER : Choir
Patrick GAUTHIER : kb
Alain HATOT : sax, flute
Bernard PAGANOTTI : bass, vo, perc
Pierre DUTOUR : trompette etc.

いきなりチープなリズムマシンでスタートするが、これではCANの「Spoon」あたりに似すぎである。ラテン風リフの応酬が心地良い、クールなサウンドだが、すぐにフェイドアウト。続く曲もよく出来ているが、演奏時間の短さゆえに、どうしても軽く聞こえてしまう。うわっはっはっは!なんてフェイドアウトしてる場合じゃないですよ>ZOMBIES。例外的に長く続くのは、ヤニック・トップ作の「De Futura」。ロバート・フリップなリフで始まるこの曲は、ブラスキ、トップ、ヴァンデによる最小メンバー構成で演奏されるが、まさに重厚という言葉が相応しい。コバイア語の歌詞は無く、ブラスキの声はほとんどうめき声。トップのベースがグワングワンと炸裂する、コワモテの曲だ。恐怖の呪術系ヘヴィ・ロック。でも、もしDe Futuraが短い曲だったら、それほど支持を得られなかったのでは?と、おばかなことを考えてしまった。ラストの「ËMËHNTËHT-RÊ」はSeventh盤CDのみのボーナストラックで、短いながらも魅力的な曲である。タイトルはコンタルコス物語の登場人物、らしい。


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