MAGMA
[末尾]


BBC 1974 Londres

1974年3/14、BBCスタジオでのライブ録音。 6人のシンプルな編成で、ベースはヤニック・トップ。一方、ステラ・ヴァンデは育児中でコンサートに参加できなかったとされる。

この作品は、Seventh Recordsの通販サイトでは「Collector」と注釈されているが、音質は申し分なくお薦めの逸品だ。
[Track List]

Seventh
AKT 13

Track List : 57.29
  1. THEUSZ HAMTAAHK 29.59
  2. KÖHNTARKÖSZ 27.26
[Listening Report]
Klaus BLASQUIZ : vo, perc
Claude OLMOS : guitar
Michael GRAILLIER : piano Fender, claviers
Gérard BIKIALO : piano Fender
Jannik TOP : bass
Christian VANDER : batterie, vo

THEUSZ HAMTAAHK
このバージョンは早期のもので、曲のアレンジが十分に完成していないようだ。導入部のテンポが異様に遅くて、おどろおどろしさは抜群。低速ゆえに、ブラスキの巻き舌攻撃が、これでもか、これでもかと炸裂。そしてヤニックの地鳴りベースがぐわんぐわんと火を噴くようだ。Retrospektiwあたりのテイクに比べると遅いしフレーズも少ないけど、このテイクならではカッコ良さもあり、思わず聞き入ってしまう。ステラ不在なのが、少々寂しいけど。このバージョンにはコーダが有り、27:49にて一般に演奏されるエンディング。そのまま、エレピと叙情的なボーカルの、静かなパートにつながる。28:31、突如として攻撃的なリフで攻め立てられるが、残り時間は短く、割にあっさりと終わる。コーダは、本編とは異なるフレーズで構成され、'76年のOpera de Reimsでは、既に演奏されていない。
KOHNTARKOSZ
はまたいっ!スタート。じゃーーーーん!と続く導入部は個人的には不得手だが、曲が動きはじめると、いつものように引き込まれてしまう。4:40から、アルバムとは別展開になる。軽快なジャズロックにスイッチされ、ファルセットや普通の声によるスキャットの応酬。実にクールな演奏だ。9:50で、ピアノによるインタルード。11:00から後半のクライマックスに向けたリフが現れる。そして波状攻撃のようなクライマックスに酔いしれるのみ。24:30を過ぎると「ハレルヤ!」コールの応酬。そして、パタッと終わる。アルバムのような声明や、MAGMA LIVEのようなエンディングパートは無し。


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EXIT