KRAFTWERK
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Radio-Aktivität (1975)

タイトル「放射能」とは物騒なイメージであるが、ジャケット表紙や曲目からわかるとおり、 電波・ラジオを含めた電磁波をコンセプトにしている。 タイトル曲は彼らの代表曲のひとつ。 このCDはドイツ語版だが、タイトルがドイツ語表記なだけで、音は英語版と変わらないらしい。

EMI Electrola 0777 7 46132 24 , total time 38:01

  1. Geigerzähler 1:04
  2. Radioaktivität 6:44
  3. Radioland 5:53
  4. Ätherwellen 4:53
  5. Sendepause 0:15
  6. Nachrichten 1:31
  7. Die Stimme der Energie 0:54
  8. Antenne 3:45
  9. Radio Sterne 3:38
  10. Uran 1:24
  11. Transistor 2:15
  12. Ohm Sweet Ohm 5:40

ドラムのポンッ、ポンッ、ポンッ、ポンッ、、、とガイガーカウンターの擬音で始まる旧Side Aは全編ノンストップの組曲形式。 歌物の#2-#4はどの曲も親しみやすくポップである。 鼻詰まりのようなボーカルに味わいあり。 思いのほかメロトロンが活躍するので、このサウンドが好きな方にはお薦めだ。 最後は時報で終わる。そしてモソモソしたナレーションが現れて、後半につながっていく。

#8は、グラウンドビート(かなりAutobahnっぽい)に乗ったデペッシュモードみたいな曲。 #9の発振音が繰り返し現れると、思わず♪We're charging our battery, And now we're full of energy, We Are The Robots ....と歌いたくなるが、 残念ながらそのようなノリは、まだ無い。 けだるいボーカルとボコーダーが淡々と加わる、変な曲だ。 そのまま続く#10は、メロトロンコーラスにボコーダーボイスがガリガリ鳴る。 ガリガリが無ければ、かなり喜多郎っぽい。 ラジオの音で始まる#11はリリカルなインストで、3作目(Ralf & Florian)を連想。 オーム・スイート・オームの連呼で始まる ラスト#12は叙情的で素朴なインスト。リズムマシンが加速し、ドラマティックに盛り上がってフェイドアウト。

後半を中心に消化不良っぽさが残るが、 サウンドコラージュやアンビエントを聴くことができる、最後の作品。 次回作からは、よりテクノ色を強めていく。


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