Klaus Schulze
[末尾]


En=Trance (1989 / 2005)

タイトルは、「恍惚にする」と「入り口」を掛け合わせた、ダブルミーニング。 良くも悪くも、80年代ディジタル・サウンドを踏襲している。 このCDはRevisited (InsideOutの別レーベル) による2005年再リリースで、 ボーナストラックを追加。

Revisited SPV085-REV003 - total time : 78.49


  1. En=Trance 18:53
  2. a-Numerique 16:26
  3. Fm Delight 17:28
  4. Velvet System 17:47
  5. Elvish Sequencer 08:02 (Bonus Track)

出だしの4分半は、はっきり言って最悪。 突如鳴り始める騒々しい音は耳障りなだけで、聴くに堪えない。 どう聴いても低音質な収録不良盤としか思えない。 以降、曲は良いと思うのだが、サウンドは「荒れたフェアライト系」で、 聴けば聴くほど味が出てくるなど、決して無いと思ったのでした。 '70年代中期のサウンドで演奏すれば屈指の名曲だったかもしれないのに。。。

#2はクラシカルなオープニングに続くシーケンス。もちろん曲そのものは良い。 幾分聴きやすくはなっているが、相変わらずのサウンドで、期待は禁物である。 内省的な#3は、本作ではベストトラック。#4と連作になっているみたい。 BGMとして、小音量で流したほうが良いでしょう。 従来盤の方が音質が良いらしいが未入手につき詳細不明。

ボーナストラックのElvish Sequencerは8分あまりの短さながら、きらびやかで妖しいシーケンスとエフェクタによる、実験的な逸品だ。珍しく、ほとんどシーケンスだけで構成された曲である。ファンならば、これだけのために購入の価値はあると思う。 蛇足ながら「」のようなクロスフェイドはありません。


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