Klaus Schulze
Body Love (1977)

Brain 813 658-2 - total time : 52.46

  1. Stardancer 13.43
  2. Blanche 11.47
  3. P:T:O 27.12
  4. Lasse Braun (Bonus Track) 22.22 : Revisited only

Original Filmmusik aus dem Film von Lasse Braun
Recorded : End of 1976, Frankfurt and Bochum
Performed by : Klaus Schulze & Harald Grosskopf (drumkit)

この作品は、同名ポルノ映画のサウンドトラックです。 映画の内容や、シュルツの音楽の使われ方などについては、詳細不明。 Revisitedからのリイシュー時にDVDを添付しようという話もあったようですが、中止されました。 前作 Moondawn 同様にHarald Grosskopf のドラミングが楽しめます。

1曲目「Stardancer」はシンセによる効果音と重厚なメロトロン、やや荒っぽいパーカッションでスタートし、扇情的なハード・ビートと太っといアナログシンセ・ソロで引っ張るファンキー・ダンス・チューン。 この作品のメインテーマと思われます。

2曲目「Blanche(登場人物の名前か?)」は、ピアノでスタートする美しいアンビエント。 ピアノは深いリバーブを伴ってシンセ群に埋もれていき、バックに叙情的なシーケンスも聞こえる。 が、4:50を越す瞬間に、例の太っといアナログシンセ・ソロが入ってくる。 最後までアンビエントで通すことは出来ないんだろうね。 いかにもシュルツェという感じです。

3曲目の「P:T:O(意味は不明)」は、ストリング・シンセ、メロトロン、きらめき効果音など、いくぶん控えめな導入部でスタートする。 暫くするとシーケンサが加わるのは、お決まりの展開か。グロスコフのドラムスも加わるが、ほとんどシンバルの音だけが聞こえる。 基本的にはシーケンサがリズムを取り、フレーズもタンジェリン・ドリームに似て、ある意味シュルツェっぽくないところが新鮮だったりする。 後半になって、シュルツェ節のシンセ・ソロが次々に入るが、やっぱりアナログ・シンセ・サウンドは心地良いねー。 21:48、ハープをパラパラと弾き流すような、安っぽいフレーズに唐突に断ち切られ、静かなエンディングへつながっていく。 Irrlictに通じる演出ながら、緊張感は全く感じられません。

Revisited版ボーナストラック Lasse Braun は、Stardancerに通じる作品です。 非常にシンプルな構成で、脈打つようなシンセベース・シーケンス(Picture Music のTotem っぽい)にアナログシンセ・ソロ、各種効果音が加わります。 エンディングも完奏してると思われます。 シンプルゆえにシュルツェ節の真髄を堪能できる、 お薦めボーナストラックですが、 残念ながらマスタリングはボロボロで、ジャリジャリとノイズの目立つ部分が多々あります。 Revisited版の本編は未聴ですが、粗悪である可能性が高いと思います。 eMusic配信で入手。



裏表紙
オリジナル版(参考画像)

CDジャケットはリイシュー版で、オリジナル版 (Metronome盤LP) とは異なります。


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