The Irresistible Force
Mixmaster Morris

Flying High Global Chillage It's Tomorrow Already

[Review] [末尾]

イレジスティブル・フォースは、1989年頃からアンビエント&チル・アウト*系DJを始めていたミックスマスター・モリスによるソロ・プロジェクトである。コンピューター技術者でもあるモリスは、早い段階からネット上での活動を行っている(掲載URLは、行けなかった)。2ndアルバムの「グローバル・チレッジ(中央ジャケット)」は、電子音楽ファンならば是非聴いておきたい名盤である。
これらの作品はRising HighまたはNinja Tuneレーベルから発売されたもので、FAX+49-69-450464のSub Labelではない。

本作以外ではPete Namlookとの共演作品「Dream Fish 1-2」が知られている。
*注 チルアウトChill Outとは、ダンスフロアでの興奮を冷ますという意味の、一種のヒーリング音楽。The KLFのアルバム「Chill Out」が語源。 [Track List]

Recording Data :

Flying High : 73.45
  1. Spiritual High 7.41
  2. Sky High 12.00
  3. Flying High 15.33
  4. High Frequency 9.39
  5. Symphony in E 8.47
  6. Mountain High (Live) 20.05
Global Chillage : 65.08
  1. Natural Frequency 14.06
  2. Downstream 10.05
  3. Moonrise 9.41
  4. Sunstroke 8.25
  5. Snowstorm 8.39
  6. Waveform 12.00
  7. Manifesto 2.12
It's Tomorrow Already : 78.10
  1. It's Tomorrow Already 8.37
  2. The Lie-in King 7.42
  3. Nepalese Bliss 7.46
  4. O'clock 8.14
  5. Another Tomorrow 6.35
  6. Fish Dances 9.28
  7. Playing Around With Sound 6.19
  8. Power 8.51
  9. Nepalese Bliss-DJ Food Remix 7.01
  10. Nepalese Bliss Fila Brazilia Remix 7.37
[Listening Report]

Flying High
「次回作におけるアイデアの片鱗が見られる」1stアルバム。「Global Chillage」がお気に入りなら、聴いておいても損はないかも。Global〜に比べると全般にややタルいが、クールに翔べる。クラシカルなストリングス・フレーズを使ったコンチェルト風「Symphony in E」が、一押しでしょう。オリジナル盤はRising Highレーベルから。
Global Chillage
クリスタルが輝くような密度の高いチルアウト・ミュージックで、全編ノンストップ。非常に手の込んだアレンジで網の目のようなシーケンスが絶品。テクノ音楽においてもトップクラスの名作だ。ジャケットは銀色に輝くホログラムで、極限に美しいサウンドを端的に表現している。他の2作ではモリスによるMCが時々入るが、本作では大人しくしているようだ。日本盤のジャケットはホログラムではないが、ボーナストラックとして「Waveform」のリミックス(未聴)が収録されている。
It's Tomorrow Already
Ninja Tuneレーベルに移籍した3作目。「Global Chillage」を期待すると、傾向が若干異なるので注意。ブレークビーツが目立つアレンジ。買ったけどあまり聴いていないので、コメントは控えさせていただきます。
[Catalog Number]

1st Sony SRCS 7841 1992
2nd Rising High RSN CD24 1994
3rd Toys Factory TFCK-87961 1998/09/26


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